水瀬いのり、カスミ


全世界で800万DLを突破した本格タクティクスシミュレーションRPGを映画化した『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』が6月に公開されることが決定した。

「誰ガ為のアルケミスト」(以下、タガタメ)はバベルの塔を臨むバベル大陸を舞台に、“禁忌の術”として封印された錬金術をめぐり、7大国家に所属する7人の主人公たちの活躍を描く本格タクティクスシミュレーションRPG。『マクロスシリーズ』『アクエリオンシリーズ』の河森正治が初のゲーム原作映画化に挑み、総監督を務める。ゲームのオープニングアニメーションも河森監督が手掛けており、ゲームの世界感を劇場版でどのように描くのか注目を集めている。

今回、劇場版オリジナルキャラクターのヒロイン・カスミ役が水瀬いのりに決定した。カスミは、人に気を遣いすぎる引っ込み思案な女子高生。登校中だったはずが、ふとしたことからバベル大陸へと召喚され、幾多の困難を乗り越える羽目に。あわせて到着した画像では、一見おとなしそうな雰囲気の“カスミ”の姿も明らとなり、バベル大陸でどのような活躍をみせるのか期待が高まる。

ゲームに登場する人気キャラクターたちとともに、オリジナルキャラクターのカスミがバベル大陸で繰り広げる、“壮大な冒険譚”が幕を開ける。

水瀬いのり(永坂カスミ役)コメント

長くそしてたくさんの人たちに愛されている“タガタメ”、
初の劇場版でありオリジナルキャラクターということで緊張していますが、
既存のキャラクター達との掛け合いやカスミ自身の成長を演じることがとても楽しみです!
物語の軸であるファンタジー要素溢れる世界の中にただ1人普通の高校生が混ざるということで、
先入観をあまり持たず見るもの触れるものすべてに新鮮な反応を示すカスミを等身大の自分と重ねて演じました!リズさんエドガーさんとの様々な掛け合いは、どのシーンもとても熱いです!
お楽しみに!

河森正治(総監督)コメント

ヒロインとしての華と、きめ細かな感情表現力。それが水瀬さんにカスミ役をお願いした大きな理由です。
なにせ舞台は異世界の激しい戦場。そこに、自分に自信が持てない普通の高校生が召還される訳ですから、そのままいけば地味な根暗キャラになりかねません。なので、水瀬さんには事前にカスミの内に秘めた気持ちをお伝えし、迎えたアフレコ当日。そこにはまさに、『カスミ』がいました!水瀬さんは「自分を出したくても出せない」カスミのもどかしさを、とても繊細に表現され、こちらの微妙なニュアンスのオーダーにも適確に応じて、より深く、よりイキイキと、カスミにシンクロされていきます。
そんなカスミの踏み出す小さな一歩は、創り手側である私達の心さえも揺り動かしてくれました!

高橋正典(監督)コメント

水瀬さんには事前にカスミというキャラクターや世界観の説明をさせて頂いてから収録しています。
収録の時にカスミの第一声を聞いてスッと心の中に入って来ました。
前からこの声だったのになぜか自分には聞こえて無かっただけかのように一体となって感じたのが印象的です。
又、カスミはゲーム内の色々なキャラクターとも絡むので、キャラごとに様々な表情も出できます。
その様々な感情の起伏を水瀬さんには見事に演じて頂きました。

今泉潤(「誰ガ為のアルケミスト」原作、プロデューサー)コメント

3周年を迎えた”タガタメ”。長くタガタメを楽しんでくれている皆様にどのようにしたら喜んでもらえるのか?
その一つの答えが映画化でした。
ゲームのユーザーの皆様に喜んでもらえるように、7人の主人公や人気キャラがド迫力のアニメーションでどのように活躍するのか!?そして、水瀬さんが演じる普通の高校生のカスミがタガタメの世界を経験して成長していく様に共感すること間違いなしです!
河森総監督との最初の打ち合わせで約束させてもらったのは「魂の作品にすること」でした。
僕たちが作ってきた3年間をリスペクトしてくれつつ、アニメならではの新しい表現や解釈をたくさん込めてタガタメの世界観や物語により奥行きを生み出してもらえました。
大人から子供まで誰もが楽しめる『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』どうぞご期待ください。

カスミ

映画『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』は2019年6月より全国で公開!
総監督:河森正治
監督:高橋正典
配給:アスミック・エース
©2019 FgG・gumi / Shoji Kawamori, Satelight