『トラさん~僕が猫になったワケ~』の大ヒット祈願イベントが2月7日(木)に都内で行われ、北山宏光、多部未華子が参加した。

今回、本作の大ヒットを祈願してイベントが行われた浅草・今戸神社は、ペアの大きな招き猫が祭られていることが有名で、この招き猫にあやかり、トラ柄に装飾された特製“トラさん招き猫”を作成。北山宏光と多部未華子の二人は和装で登場し、100人の観客の前で“トラさん招き猫”の除幕式を行い、奉納した。

本堂でのご祈祷を終えた北山宏光と多部未華子がステージに登場すると、待ちわびたファンからの大歓声で迎え入れられた。「たくさんの人に見てもらいたい」と挨拶した北山は、初主演映画について「忘れられない作品になった」と振り返った。

多部の第一印象は「人見知りなのかと思った」という北山だが、「コミュニケーションが大事」と座長としてムードメーカーになっていたようで、多部は「現場が楽しかったんです。明るいまま映像に出ているんじゃないか」と笑顔で語った。

しかし、多部は「(北山の)グループでの立ち位置が分からなくて(笑)」と明かし、「(みんなに)イジられまくってたんです」と明かすと、北山は「あなたにね(笑)徐々に(みんなが)多部化してきた」と現場での様子を明かすと、会場は笑いに包まれた。

イベントでは、本作の大ヒットを願って「トラさん招き猫」が登場し、観客の掛け声で除幕された。招き猫を見た北山は「かわいいですね!」とコメント。多部も「素敵です」と笑顔を見せた。

また、“本作の魅力を一言で伝えると?”という質問に北山は「家族愛です。みんな家族で見に行ってほしいです。そしてお父さんが一番号泣して帰る」と語り、多部も「家族愛ですね。変わった設定ですけどテーマはシンプルなので、伝わりやすいんじゃないかと思います」と語った。

ある日突然死んだ男が猫の姿で家族の元に戻ってくるという、ファンタジーな世界観と温かいストーリーで人気を博した板羽皆による漫画「トラさん」(集英社マーガレットコミックス刊)を実写映画化した本作。主人公のいい加減で能天気な売れないマンガ家・高畑寿々男を演じるのは、本作が映画初出演にして、映画初主演となるKis-My-Ft2の北山宏光。トラ猫のトラさんという“二役”を担い、スクリーンデビューを鮮やかかつチャーミングに演じる。妻・奈津子には、多部未華子、娘・実優に平澤宏々路。さらには、飯豊まりえ、富山えり子、要潤、バカリズムと個性豊かなキャスト陣が集結、筧昌也がメガホンをとる。

【取材・写真・文/編集部】

映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2019年2月15日(金)より全国で公開!
監督:筧昌也
出演:北山宏光、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要潤、バカリズム
配給:ショウゲート 
©板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会