ベッキーを中心に様々な個性を持つ6人が1泊2日の合宿で巨大な絵を描き上げるドキュメンタリー番組「ベッキーと未知との対話」が全国5局で放送される。

「一番自由なのは絵描いてる時です。圧倒的に」「本当の自分でいられる感じが、最高なんですよね、私は絵に救われたから、本当に」―。そう語るベッキーは、タレント業と並行して個展を開くなど、アート活動も精力的に行っている。ベッキーを中心に、この日初めて顔を合わせる6人が、1泊2日で巨大な絵を描き上げていく。参加者は、大学生で演劇を主宰する視覚障害者の関場理生。大学で手話講師を務める聴覚障害者のかえで。3年前に歯肉がんを患った80歳の原田泉。アメリカで生まれ、現在は日本の大学で英語を教えているディラノ。車椅子ジャーナリストとしてマイノリティの取材を続ける徳永啓太。

年齢も性別も出身もバラバラの6人は、手話や筆談も含めて、互いの手を取り合いながら対話の方法を見つけていく。台本も筋書きもない撮影の中で、障害との向き合い方、年齢を重ねる意味、結婚にまつわる話もしながら、6人はそれぞれに心を開き、ベッキーも、アートとの出会い、ハーフであることで心ない言葉を投げ掛けられた過去など、自身のことも包み隠さずに話していく。

本番組の制作陣には映画を生業にするスタッフが集結。ディレクターを務めたのは『世界でいちばん悲しいオーディション』の監督を務め、ドキュメンタリーの映像作家として存在感を発揮する岩淵弘樹。撮影は『リリイ・シュシュのすべて』『リップヴァンウィンクルの花嫁』など岩井俊二監督作の撮影を行う神戸千木が担当。企画・プロデュースは、『アイスと雨音』『君が君で君だ』のプロデューサーを務める阿部広太郎が担う。番組のナレーションはジャーナリストの堀潤、音楽はミュージシャンのoono yuukiが担当。真っ白なキャンバスから、どんな結末を迎えるのか、最後まで目の離せないドキュメンタリーになっている。

「ベッキーと未知との対話」
放送局・放送時間:
[テレビ熊本]3月2日(土)14:15~15:30
[テレビ西日本]3月2日(土)16:15~17:30
[フジテレビ]3月8日(金)26:55~28:10
[東海テレビ]3月12日(火)25:50~27:05
[関西テレビ]3月13日(水)26:33~27:48
出演:ベッキー、関場理生、かえで、原田泉、カネギター マンフレッド ディラノ、徳永啓太
ナレーション:堀潤
音楽:oono yuuki
ディレクター:岩淵弘樹
企画・プロデュース:阿部広太郎(電通)
©テレビ熊本