“未来”が愛する人を消してしまう―『九月の恋と出会うまで』の本編冒頭映像が解禁された。

愛する人のために―、一途な想いが時空を超えた、奇跡の純愛ラブストーリーが誕生した。小説家を目指している営業マンで、マンションの隣人・志織と一緒に未来から聞こえる声の主を探すことになる平野進役を演じるのは、『嘘を愛する女』『blank13』など注目の出演作品が後を絶たない、本作が恋愛映画初主演となる俳優・高橋一生。部屋の壁から「1年後の未来にいる」と言う男の声に話しかけられ、現在の平野を尾行することになるOL・北村志織役を演じるのは、『好きっていいなよ。』『一週間フレンズ。』『クリーピー 偽りの隣人』など幅広い役で活躍を続ける川口春奈。

今回、奇跡の物語の“もう一度観たくなる”秘密が隠された3分間の本編冒頭映像が解禁された。映像は平野(高橋一生)の「物語はその恋を見つけた日から始まる」というナレーションから始まり、公園で遊ぶ子供の写真を撮り笑顔を見せる志織(川口春奈)がとても美しく映し出されている。公園の噴水にボールを落としてしまった子どもに駆け寄り、「大丈夫、お姉ちゃんが取ってあげるから」と声をかける志織の明るく心優しい性格がよくわかるシーンが描かれており、噴水の水が平野の志織への恋を予感させるように美しく空に舞うのが印象的だ。

一方で、窓から志織の様子を見ていた平野はうつろ気な表情でパソコンに向かい小説の執筆を始め、「私は今、深い悲しみの淵にいる。」と書き留める姿が描かれており、2人の関係が非常に気になるシーンとなっている。また、志織の部屋のシーンでは監督がこだわったという小道具も映し出されており、本作同様、時空を超える奇跡の物語を描いた傑作『時をかける少女』のオマージュでラベンダーの押し花でできたスマホケースや、趣味のカメラで撮った写真、古いフィルムカメラなど遊び心満載の可愛い小道具にも注目だ。

さらに、外で鳴り響くチェロの音色に身を任せてアパートの中庭に向かった志織の目の前に広がる美しい庭園の映像は、この後に訪れる運命的な出会いを予感させる。“もう一度読みたい恋愛小説”第1位に輝いた原作に隠された驚きと同様に、既に本作を観た人は思わずハッとする“もう一度観たくなる”重要なシーンが隠された映像となっている。ちょっとした小道具から、風景の美しさなど、2人の恋の行方以外にも多くの注目ポイントが散りばめられている本作に注目してみよう。

本編冒頭映像

映画『九月の恋と出会うまで』は全国で公開中!
監督:山本透
原作:松尾由美「九月の恋と出会うまで」(双葉文庫)
出演:高橋一生、川口春奈、浜野謙太、中村優子、川栄李奈、古舘佑太郎、ミッキー・カーチス
配給:ワーナー・ブラザース映画
©松尾由美/双葉社 ©2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会