重松清原作『泣くな赤鬼』の主題歌が竹原ピストルの書き下ろし楽曲に決定し、併せて特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

ベストセラー作家・重松清が“特に教師濃度の高い作品集”と語る短編集『せんせい。』に所収「泣くな赤鬼」を映画化した本作。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導から“赤鬼先生”と呼ばれていた城南工業野球部監督・小渕隆は、甲子園出場一歩手前で夢叶わず、10年が経ち疲れた中年になっていた。ある日、立派な大人に成長したかつての教え子・斎藤智之(ゴルゴ)と病院で再会するが、末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼は、ゴルゴのために何ができるのか―。主人公“赤鬼先生”こと小渕隆を堤真一、教え子・ゴルゴこと斎藤智之役を柳楽優弥、ゴルゴを支える妻・雪乃役を川栄李奈が演じるほか、麻生祐未、キムラ緑子、竜星 涼ら豪華キャストが集結。

今回、本作の主題歌が竹原ピストルの「おーい!おーい!!」に決定した。映画主題歌の完全書き下ろしは自身初という竹原ピストルの優しく情熱的な歌声と胸にしみる詞がさらに感動を加速させる。併せて、主題歌楽曲を使用した、感動たっぷりの特報映像が解禁された。“赤鬼先生”と呼ばれた教師が、余命半年の元教え子・ゴルゴと思いがけない再会を果たす。甲子園出場を目指すゴルゴの高校時代の姿も思い起こされる中、蘇るあの頃の後悔、残された時間で何ができるのか・・・、教師の葛藤をドラマティックに描く。

ゴルゴの妻、母、友人たちはどんな想いでゴルゴの死に向き合っていくのか。バスの車中、外の景色を眺めながら涙を必死にこらえる赤鬼先生の姿に、深く心を打たれるはず。「赤鬼は、人前では泣かないよ。」そうつぶやく赤鬼の本当の想いとは―。

竹原ピストル(主題歌)コメント

引きずりこまれるように、すっかり親身になりながら、台本を読みました。
映画の中でも存分に描かれるであろう事柄達に野暮な干渉、邪魔をしないように気をつけながら、それでいて、この登場人物のこのときの状況、心境、自分にも身に覚えがあるなぁ。。といううっすらとした接点、共感を見つけて、そこから膨らませて書いた歌です。
物語をそっとかすめながら、そっと胸に響くような、そんな歌となっていたら嬉しいです。
素敵な作品に歌で関わる機会をいただけて、幸せです。

特報映像

竹原ピストル

映画『泣くな赤鬼』は2019年6月14日(金)より全国で公開!
監督:兼重淳
出演:堤真一/柳楽優弥、川栄李奈、竜星涼、キムラ緑子、麻生祐未
配給:KADOKAWA
©2019「泣くな赤鬼」製作委員会