生き延びたければ、決して、水に近づいてはいけない―『ラ・ヨローナ ~泣く女~』の製作を務めたジェームズ・ワンによるホラー作品を一挙紹介する。

ヨローナとは、メキシコ発祥の古くから語り継がれる怪談に登場する、呪われた“泣く女”。かつて愛する夫が浮気をしたことにより、嫉妬に狂い、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまい、その後悔から彼女は嘆き苦しみ、ついには正気を失って自ら川に身を投げ、呪いとなってこの世を彷徨っている。ヨローナの涙は今も枯れることはない。彼女は水のあるところに現れる。生き延びたければ、決して、水に近づいてはいけない―。

「僕らがよく観るタイプのホラーとは一線を画した恐怖を描く」とワン自ら新たな恐怖に自信をみせるホラー映画が世界を、そして日本を恐怖に陥れる。本作でメガホンをとるのは、『死霊館』シリーズ第3弾の監督をワン自らが任せ、そして「彼は不気味で本当に怖い人物」と語る新鋭マイケル・チャベス。さらに、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本ゲイリー・ドーベルマンがワンとともに製作に名を連ねる。ソーシャルワーカーの女性アンナ役を演じる主演を『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『グリーンブック』のリンダ・カデリーニが務め、彼女が助けを求めるペレズ神父役を『アナベル 死霊館の人形』のトニー・アメンドーラが演じる。

いよいよ5月10日より全国で公開される本作。みなさん、GWは何をして過ごす予定ですか?友達とショッピング?家族と旅行?恋人と夢の国へ?いや違いますよね、家にいながら絶叫アトラクション以上のスリルを体感したいと思っているそんなあなたに、恐怖の伝道師ジェームズ・ワン先生が手塩にかけたホラー作品を紹介

まずは『死霊館』ユニバースとして一躍シリーズファンを獲得した最初の作品『死霊館』(ワン監督)。アメリカでは非常に有名な超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が、「最も邪悪で恐ろしい」として封印してきた1971年に体験した衝撃の事件が基。念願のマイホームを購入し誰から見ても幸せなペロン一家に降りかかる、想像を遥かに超える恐怖に立ち向かうウォーレン夫妻を描く。そして、子供を守るため我が身を削る母の強さに涙したとの声も続出したとか・・・。

続いて、『死霊館』への直前の前日譚となり、最恐の呪われた人形“アナベル”とその周りで起こる恐怖が描かれる『アナベル 死霊館の人形』(ワン製作)。“アナベル”という名の女性の邪悪な呪いが人形に取り憑き、フォーム夫妻の魂を奪おうとする。フォーム夫妻はペレズ神父に助けを求め、念願の末誕生したわが子を守るため戦うのだった・・・。

他にもワンが手掛けたホラー作品は多数あり、『死霊館』の続編にあたる『死霊館 エンフィールド事件』(監督)や『アナベル 死霊館の人形』の前日譚を描いた『アナベル 死霊人形の誕生』(製作)などが存在する。また、昨年公開された、全ての始まりを描いた『死霊館のシスター』(原案)や、今年の9月20日(金)に公開が決定したアナベルシリーズ待望の新作『アナベル 死霊博物館』(原案、製作)もジェームズ・ワン印の最恐ホラーだ。

そして、GW明けの5月10日(金)に公開となるジェームズ・ワンが贈る最新の恐怖作品である『ラ・ヨローナ ~泣く女~』では、『アナベル 死霊館の人形』のペレズ神父もカムバックを果たした。ワンが見出した新ヒロイン「泣く女(ヨローナ)」の正体とは―。そして彼女がもたらす新たな恐怖とは―?GWはぜひ“マスターオブホラー”ジェームズ・ワンのホラー世界を網羅して、五月病をふっ飛ばす「ラ・ヨローナ」を体感しに行こう!

映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』は2019年5月10日(金)より全国で公開!
監督:マイケル・チャベス
出演:リンダ・カデリーニ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス、ショーン・パトリック・トーマス、ジェイニー=リン・キンチェン、ローマン・クリストウ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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