『泣くな赤鬼』の完成披露試写会が5月21日(火)に新宿バルト9で行われ、堤真一、柳楽優弥、川栄李奈、竜星涼、兼重淳監督が登壇した。

主演の堤は「自分が出てる映画を見て泣いたのは初めて」と明かした本作。兼重監督に向きながら「監督の丁寧な人間関係の取り方の一つ一つが、優しさや愛情を感じた。やってよかったなと思いました」とコメントした。

そんな堤が演じる“赤鬼”こと小渕先生の教え子を演じた柳楽は「先生と教師という大事な・・・。先生と生徒だ(笑)」と冒頭から言い間違えをし、会場の笑いを誘った。18日から開幕した舞台『CITY』の休演日となるこの日に舞台挨拶に登壇したということで、「舞台の休演日で頭が・・・」と弁明。さらに「川栄さん、おめでとうございます!」と、17日に俳優・廣瀬智紀との結婚を発表した川栄に突然の祝福のメッセージを送り、さらに会場を沸かせた。

その柳楽の妻役を演じた川栄は「痩せていく姿をお芝居で見ていてつらいなと思った」と振り返り、また完成した映画を見て「号泣してしまいました。切ないけど、自分の中で生きる何かを見つけようと見終わった後に思える作品」と明かした。続く竜星も「僕も泣きました。こういう先生ほしかったな」とコメント。

さらにイベントでは現役の中高生から寄せられた質問に登壇者が答えるコーナーが用意され、「やりたいことが見つかりません。どうやって見つけましたか?」という質問に、柳楽は「そうですね・・・堤さんから(笑)」と振り、堤からは「本当に休んでるな(笑)」とツッコまれるなど終始和気あいあいとしたイベントとなった。

最後に堤は「去年の暑い夏、たくさんのスタッフと共演者で作り上げた映画です。若い俳優さんがいっぱい出ていますから、彼らの情熱を感じることができると思います。楽しんでください」とメッセージを送った。

ベストセラー作家・重松清が“特に教師濃度の高い作品集”と語る短編集『せんせい。』に所収「泣くな赤鬼」を映画化した本作。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導から“赤鬼先生”と呼ばれていた城南工業野球部監督・小渕隆は、甲子園出場一歩手前で夢叶わず、10年が経ち疲れた中年になっていた。ある日、立派な大人に成長したかつての教え子・斎藤智之(ゴルゴ)と病院で再会するが、末期がんで余命半年であることを知らされる。赤鬼は、ゴルゴのために何ができるのか―。主人公“赤鬼先生”こと小渕隆を堤真一、教え子・ゴルゴこと斎藤智之役を柳楽優弥、ゴルゴを支える妻・雪乃役を川栄李奈が演じるほか、麻生祐未、キムラ緑子、竜星涼ら豪華キャストが集結。

【取材・写真・文/編集部】

映画『泣くな赤鬼』は2019年6月14日(金)より全国で公開!
監督:兼重淳
出演:堤真一/柳楽優弥、川栄李奈、竜星涼、キムラ緑子、麻生祐未
配給:KADOKAWA
©2019「泣くな赤鬼」製作委員会