新たに発掘された映像と音声でアポロ11号の9日間を描く緊迫のノンストップ・ドキュメンタリー『アポロ11:ファースト・ステップ版』が、7月より科学館・博物館独占にて順次公開されることが決定した。

月面着陸50周年を記念し、NASAとアメリカ公文書記録管理局(NARA)などの協力により3年をかけてリサーチし、制作。その過程で、まだ誰も目にしていない70mmフィルムのアーカイブ映像と11,000時間以上に及ぶ音声がNARAから新たに発掘され、関係者の間に驚きと興奮が広がった。全米では長尺の劇場版『アポロ11』が先んじて3月に公開され大成功をおさめ、それを科学館・博物館用に再編集したものが本作『アポロ11:ファースト・ステップ版』。

ナレーションや当時を振り返るたぐいのインタビュー映像を一切いれず、あえて当時の映像と音声だけでアポロ11号の打ち上げ直前から帰還までの9日間にフォーカス、大迫力の映像もあいまって、その場に居合わせたかのような臨場と緊張を体感できる作品が完成した。歴史的発見ともいえるアーカイブをもとに制作されたドキュメンタリー映画が、日本に上陸する。

アポロ11号月面着陸―。当時、アメリカは国の威信をかけ、宇宙開発競争において人類を月に着陸させるアポロ計画という名のプロジェクトを押し進めていた。痛ましい事故と演習を経てアポロ11号打ち上げの準備は整った。1969年7月16日、ニール・アームストロング船長、マイケル・コリンズ、バズ・オルドリンの3人の宇宙飛行士を乗せたアポロ11号が打ち上げに成功。さらに4日後となる7月20日人類史上初の月面着陸を成し遂げた。そして7月24日、無事に地球へ帰還。アメリカだけでなく世界中のおよそ5億人が打ち上げを見守ったといわれている。

予告編

『アポロ11:ファースト・ステップ版』は2019年7月より科学館・博物館にて限定公開!
監督・プロデューサー・編集:トッド・ダグラス・ミラー
配給:さらい
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Courtesy of Statement Pictures for Sarai / CNN Films