7月13日より開催されるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019で三池崇史監督デビュー作『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』の上映に合わせて、三池崇史監督と主演・椎名桔平が登壇するトークイベントの実施が決定した。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)の2部門3カテゴリーのコンペティション上映を中心に開催。これまで、『孤狼の血』『凪待ち』の白石和彌監督、『長いお別れ』の中野量太監督、『ピンカートンに会いにいく』の坂下雄一郎監督、昨年の日本映画界最大の話題作『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、今年3月に公開されて話題を呼んだ『岬の兄妹』の片山信三監督など、今や日本映画界のトップランナーに飛躍した監督や、新作を心待ちにされる監督たちが多数受賞を果たしており、新たな才能を発掘する“若手映像クリエイターの登竜門”として成長してきた。

今年の特集上映では、「トップランナーたちの原点」と題し、ジョージ・ルーカス監督『THX-1138 ディレクターズカット』、クリント・イーストウッド監督『恐怖のメロディ』、スティーヴン・ソダーバーグ監督『セックスと嘘とビデオテープ』、三池崇史監督『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』といった国内外で高く評価され、映画史に名を刻む4人の巨匠監督の才気あふれる貴重なデビュー作を上。現在は大作映画を主戦場とする4名も、デビュー当時はインディペンデント映画からそのキャリアをスタートさせ、「若手」「新鋭」と呼ばれた時代があった。若手監督たちに大きな刺激を与えるであろう4巨匠のデビュー作を特集し、現在スクリーンで鑑賞できる機会のほとんどない作品が上映される。

そして今回、『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』の上映に合わせ、三池崇史監督と主演の椎名桔平が登壇するトークイベントの開催が決定した。『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』は、1995年の公開当時、東京では新宿シネパトスでわずか2週間のみ公開され、その後現在に至るまでスクリーンで上映されたことのほとんどない、三池崇史監督の幻の劇場用長編デビュー作。

トークイベントでは、今年の本映画祭国際コンペティションで審査委員長を務める三池崇史監督と、椎名桔平、そして
『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』のプロデューサーであり、現在は本映画祭ディレクターを務める土川勉の3人が、製作から公開に至るまでの当時の思い出を振り返りつつ、今や海外でも高く評価され、日本を代表する映画監督である三池崇史監督のキャリアの出発点となった同作の制作秘話などを語る。

日時:2019年7月17日(水)『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』17:30の回上映後
場所:SKIPシティ映像ホール(埼玉県川口市上青木 3-12-63)
登壇(予定):三池崇史監督、椎名桔平、土川勉(本映画祭ディレクター)
MC:伴ジャクソン
チケット情報:
【前売券】チケットぴあ、セブンチケット、ファミリーマート他にて発売中(7月12日まで)
【当日券】会場受付で当日販売(※全席自由席・定員入替制)

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019は2019年7月13日(土)~21日(日)にSKIPシティ 映像ホール(埼玉県川口市)ほかにて開催!
『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』
©1995 KADOKAWA