『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』の完成報告イベントが7月15日(月・祝)に東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、両作品のキャストが登壇した。

7月15日の“海の日”に行われた今回のイベントでは、映画大ヒットの波に乗れるように願いを込めたサーフボードが登場。本作の共通点でもある“時空を超える”ストーリーにちなんで、“時空を越えて行ってみたい時代”を発表した。イベントに登壇したのは、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』から、奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐らレギュラーキャスト、劇場版ゲストとしてクリス・ペプラー、前野朋哉、若林時英、斉藤秀翼、パパイヤ鈴木。『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』からは、一ノ瀬颯、綱啓永、尾碕真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海、金城茉奈らレギュラーキャストと劇場版ゲストの北原里英が登壇した。

仮面ライダージオウのキャストを代表して「僕たちの集大成という映画にあたって、魂を込めてお芝居をしようというのを心に込めて撮影をしたのでいいものになっていると思います」と自身を見せた奥野。対する騎士竜戦隊リュウソウジャーの一ノ瀬は「かっこいいが大渋滞していました!」と笑顔を見せ、また「どの要素をとっても、最高にかっこいいので満足して見ていただけると思います」と同じく自信を見せた。

今回、劇場版ゲストとして出演するクリスは、本作出演を記した自身のTwitterで「15,000いいねをはじめてもらって、“すげーっ!”と思った」と振り返りつつ、「(同じくゲスト出演の)稲葉(友)くんのツイートを見たら4万近くいいねをもらってて・・・」と悔しさを明かし、会場は笑いに包まれた。また、2人の子供がいるという前野は、うれしさのあまり「妻から、『仕事だから浮かれるんじゃないよ』って言われた」と明かした。

2013年~14年に放送された「獣電戦隊キョウリュウジャー」に出演し、今回は仮面ライダージオウの劇場版ゲストとして出演する斉藤は「どっちかだけでもなかなか叶わないのに」とスーパー戦隊シリーズに引き続き、仮面ライダーへの出演となったことを感慨深げに語った。また、北原は「キャラクターそのままで、一生懸命でピュアで癒されました」と撮影現場を振り返った。

今回、両作品が“時空を超える”ことをにちなんで、“時空を超えていってみたい時代”をフリップに書いたキャストたち。「ビッグバン」と書いた綱は、「すべての最初の時に行って宇宙を感じたい」とコメント。あまりの壮大な回答に登壇者からは笑いが起きた。また、具体的な年号を挙げた岸田と金城は「せーの!」と声を合わせて「生まれた年!」と回答。金城は「生まれた年にどんなことが起こったのかを見てみたい」とコメントした。

最後に一ノ瀬は「全身全霊で作った自信作です。素晴らしい夏休みの思い出にしていただけたら」、奥野は「魂を込めて撮影した、自信をもっておすすめできる作品です」と本作をアピールした。

平成仮面ライダーシリーズ第20作にして“平成最後”の仮面ライダーとなった「仮面ライダージオウ」の劇場版である『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』。“本当の最終回”というべき内容という本作は、同時に平成仮面ライダーシリーズにとっての“最終回”を意味するという。スーパー戦隊シリーズ第43作として登場する夏の劇場版『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』は、地球に巨大隕石が衝突した6500万年前にリュウソウジャーがタイムスリップする“エピソード0”というべき壮大なストーリー。6500万年前、リュウソウ族と騎士竜たちに何があったのか―。リュウソウジャー誕生の謎に迫る物語。

【写真・文/編集部】

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』は2019年7月26日(金)より公開!
劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会
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