世界を震撼させた実在実験を基に描く未体験の密室ゲームムービー『プリズン13』の特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、1971年に実施された世界で最も邪悪な心理学実験として知られる“スタンフォード監獄実験”を基に描く、未体験・密室サスペンスゲームムービー。女子大生のマリは、人気Vtuberソフィアの公開実験に参加するが実験現場に到着すると、そこには4メートル四方の巨大な監獄が。これから行われる実験は、12人の被験者を看守と囚人に分け、監獄生活を疑似体験させる“監獄実験”。ソフィアは、そこで立場や役割によって人格が変化するかを確かめるという。7日間、この奇妙な部屋で看守になることになったマリ。しかし、実験は次第にエスカレートしていき、ついに死者が出てしまう―。監獄実験に参加することになった主人公マリ役を演じるのは堀田真由。監獄の中の心理実験という極限状態に追い込まれた演技に挑戦する。

今回解禁された特報映像では、堀田演じるマリが「7日間の監獄実験」に半信半疑ながら、意を決して参加する姿が捉えられている。しかし、被験者となった 12人の男女の理性は失われていき、マリはユマに助けを求める。密室ゲームを舞台に、若手スターたちの感情剥き出しの演技バトルが繰り広げられる。

また、LEO 今井は本作のために書き下ろした「Fandom(Remix For A Film)」について、「映画の世界観が持つ不穏な闇と余韻を感じさせるメタルなレナード・コーエンをイメージして作った」とコメント。なお同楽曲は7月24日発売カバーEP『6 Japanese Covers』に収められる。監督の渡辺謙作は「撮影前、エンドロールで余韻にひたらせたくないな、現実が映画と地続きみたいな感覚をもってもらいたいな、と考えていてふと LEO 今井のデーモニッシュな歌声が脳内をよぎった。LEO 今井の世界の捉え方を信頼していたし、そこに彼のあの声が乗れば、そりゃカンペキだ、と出来上がりをワクワクして待ちましたが、いただいた曲はカンペキを軽く超えていた」と太鼓判を押している。

特報映像

渡辺謙作(監督)コメント

撮影前、エンドロールで余韻にひたらせたくないな、現実が映画と地続きみたいな感覚をもってもらいたいな、と考えていて、ふとLEO今井のデーモニッシュな歌声が脳内をよぎった。彼の「VLP」というアルバムは傑作で、一曲目の「WINO」の曲調が映画とドンピシャだと思ったのだ。しかしいかんせん歌詞世界は「WINO(飲んだくれ)」で、映画とはマッチしない。更に諸問題が噴出し、座礁しかかった時、LEO君の方から奇跡的なアイディアが寄せられ、そこからは神の思し召しのように実現した。僕はLEO今井の世界の捉え方を信頼していたし、そこに彼のあの声が乗れば、そりゃカンペキだ、と出来上がりをワクワクして待ちましたが、いただいた曲はカンペキを軽く超えていた。ありがとう!

LEO今井 コメント

カバーEP『6 Japanese Covers』のレコーディング作業を終えた5月中旬ごろ、渡辺監督の熱い依頼を受け、急遽、同EP収録の「ヤングたかじん」用に自分で作ったバンドアレンジのトラックをリミックス感覚で弄り始めた。それに新しいメロディーと歌詞を乗せて新曲「Fandom」を完成させた。曲調としては、去年リリースした5枚目のアルバム『VLP』、特に「Wino」という曲の延長線上にある。映画の世界観が持つ不穏な闇と余韻を感じさせるメタルなレナード・コーエンをイメージして作った。

LEO今井「6 Japanese Covers」

映画『プリズン13』は2019年8月30日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかで公開!
監督・脚本:渡辺謙作
出演:堀田真由、中島健、岩井拳士朗、矢野優花、芹澤興人、宇野祥平、伊藤麻実子、立石晴香、岡部尚、宮下かな子、岡本智礼、近野萌子、前野朋哉、板野友美
配給:AMGエンタテインメント
©2019「プリズン13」製作委員会