一筋縄ではいかない思春期の男女が織りなす青春ラブストーリー『殺さない彼と死なない彼女』のキャラクタービジュアル、場面写真が解禁された。

同名原作は、3つの物語からなる連作四コマ漫画。本作は殺さない彼・小坂れいと死なない彼女・鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇。登場するキャラクターは一見「変わり者」のようで、実は誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもある。自分の想いにまっすぐで、不器用で、ありのままで生きようともがいている。主人公・小坂れい役を間宮祥太朗、もう一人の主人公・鹿野なな役を桜井日奈子が演じる。さらに、恒松祐里、堀田真由、ゆうたろう、箭内夢菜、金子大地、中尾暢樹ら注目の瑞々しい魅力溢れる若手俳優たち競演する。

今回、原作でもメインキャラクターとして登場する〈きゃぴ子〉と〈地味子〉、〈撫子〉と〈八千代〉のキャラクタービジュアルと、場面写真が解禁された。高校の階段で、恒松祐里演じる地味子の左腕をつかみピタっと寄り添う、きゃぴ子(堀田真由)。自分の可愛さを自覚し、周囲からの愛を求め続けるきゃぴ子は、“孤独を抱える達観したぶりっ子”。 地味子は、そんな真逆の性格の親友・きゃぴ子を厳しくも温かく見守る男前な少女だ。地味子「待ってたって王子様なんて来てくれやしないわ」、きゃぴ子「いっばい愛されなくちゃ生きてる意味がないわ」というコピーが、2人のそんな関係を物語る。

恒松は、自身が演じる地味子について「一見冷たいようで心の中は大きな優しさと愛が溢れている子を演じることが出来てとても嬉しかったです」、堀田は、きゃぴ子について「触れたら壊れてしまいそうで、でも触れなければ今にも崩れ落ちてしまいそうな。彼女の弱さを見ていると私がぎゅっと抱きしめてあげたくなる」とコメントしている。

もう1枚のキャラクタービジュアルは、高校の図書室での撫子(箭内夢菜)と八千代(ゆうたろう)。好きな八千代に何度フラれても日課のように告白し続ける天真爛漫な少女・撫子と、恋愛に無関心な草食男子・八千代。撫子「私はあなたに出会って“好き”を知ったわ」、八千代「 僕は“好き” って感情がよくわからないんだよ」という対照的なコピーが添えられている。

ラブストーリーに初挑戦の箭内は「こんなにストレートに告白できることをうらやましいと感じていました」と言う。「自分がこの作品の世界の中で生きるのは正直想像出来なくて不安もあった」と振り返るゆうたろうは「役としてもゆうたろうとしても成長させてくれた」と小林監督に感謝を述べている。場面写真は、「好き!」と告白する撫子の無邪気さ、八千代の戸惑う表情を切りとったもの。

そんな“ありのまま”にしか生きられない、いびつでピュアな少年少女たちをめぐる三つの物語は、やがて一つの思いがけない結末へ向かっていく。四コマの世界から映像の中へ、彼らの物語がどのように映し出されるのか?タイトルに秘められた謎とともに、予測不能でまったく新しいラブストーリーに期待が高まる。

また、7月26日(金)より、ムビチケカードが発売開始される。前売り特典は、「世紀末スペシャル描き下ろしイラスト入り A4クリアファイル」。特典は数量限定で非売品。取り扱い劇場などの詳細は 公式サイトにて。

前売り特典

映画『殺さない彼と死なない彼女』は2019年11月15日(金)より全国で公開!
監督・脚本:小林啓一
原作:世紀末「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊)
出演:間宮祥太朗、桜井日奈子、恒松祐里、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう、金子大地、中尾暢樹/佐藤玲、佐津川愛美/森口瑤子
配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン
©2019映画「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会