ディズニーが贈る実写映画化『アラジン』が国内興行収入120億円、動員844万人を突破した。

全世界に大旋風を巻き起こし、映画史に残る珠玉の名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだあの名作を空前のスケールで実写映画化した『アラジン』。日本では6月7日(金)に公開され、大ヒットスタートを切った後に驚異的な維持率で“アラジン旋風”を巻起こした。

今回、8月25日(日)に国内興行収入120億円、動員844万人を突破した。本年度No.1 大ヒット作品として記録を伸ばし続けている。夏休みに入り大作が続々と公開される中、日本公開12週を迎えた『アラジン』。8月25日(日)までの国内興行成績は興行収入120億1,599万6,600円、動員844万9,981人に達した。この成績は大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」2作品や、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『アリス・イン・ワンダーランド』の成績も超えて、国内ディズニー映画史上4位にラインクイン。ディズニー映画の代表作の一つとなったことは間違いない。ディズニー映画上位3作品がいずれも長期の休みや連休のタイミングで大ヒットとなっているのに対して、連休の無い6月上旬公開であった『アラジン』は、異例の大ヒットとも言える。

また、大ヒットが続く中、SNS等で早くも話題となっているのが続編の制作への期待。アニメーション版の『アラジン』には『アラジン/ジャファーの逆襲』という続編作品(劇場未公開)が存在し、その後のテレビシリーズ「アラジンの冒険」に続くプロローグとなったほか、「キングダム ハーツII」のモチーフとなったことでも知られている。実写映画『アラジン』の多くのファンから続編の制作への熱望の声が上がる中、映画のプロデューサーであるダン・リンも続編制作への意欲と共に作品の企画が初期段階にあることをコメントしている。

さらに『アラジン』ファンの間でもう一つ話題となっているのが、先日突如発表された新曲「Desert moon」だ。本編からは最終的にカットとなってしまった曲として公開されたが、アラジン役メナ・マスードとジャスミン役ナオミ・スコットの美しすぎるハーモニーと、哀愁を帯びた歌詞が大きな話題となっている。

製作がかなり進む段階まで本編に残っていたこの曲は、ジャスミンの魂の叫びと強い決意が込められたソロ曲「スピーチレス~心の声」と同様、ディズニー音楽のレジェンド アラン・メンケンと『ラ・ラ・ランド』や『グレーテスト・ショーマン』で知られるベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが本作のために書き下ろした新曲で、待ち合わせに現れないアラジンを待つジャスミンと、ジャファーに捕らえられ待ち合わせに行けないアラジン、同じ月を見上げる二人の切ない姿描くシーンに使われる予定だった。

また、アラジンの家でジャスミンがそのワンフレーズを奏で、「母がよく歌ってた」「私の母も」と、二人の母の思い出の曲として心を繋ぐきっかけの一つとなる曲としてそのわずかな一端が本編にも残されており、その全容が明らかになった形だ。公開された曲の全容を聞いたファンからは、本編からカットされたことを残念がる声が続々と上がり、まもなく劇場公開が終わるであろうことへの惜しむ声も多くあがっている。

アラジンとジャスミンとの身分違いの恋、アラジンとジーニーとの友情、そして圧倒的なスペクタクル映像と、誰もが口ずさみたくなる名曲の数々。正にエンターテイメントの全てを詰め込んだ究極のエンターテイメント『アラジン』の映画上映は残りわずか。止まらない話題と口コミに、最後の駆け込み鑑賞も広がりそうだ。

映画『アラジン』は大ヒット公開中!
監督:ガイ・リッチー
出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミス
プレミアム吹替版キャスト:中村倫也、山寺宏一、木下晴香、北村一輝
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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