衝撃と感動の“実話”『ホテル・ムンバイ』の本編映像が解禁された。

本作は、2008年にインド・ムンバイで起きた無差別同時多発テロ。5つ星ホテルに閉じ込められた人質たちの奇跡の脱出劇を描いた感動の実話。主演は『スラムドッグ$ミリオネア』で主演デビューし、『LION/ライオン~25年目のただいま~』でアカデミー賞にノミネートされたデヴ・パテル。インドの5つ星ホテルで、自らの命を危険にさらしてまで宿泊客の守ろうとする給仕役を熱演しているほか、アーミー・ハマーがアメリカ人旅行客デヴィッド役として出演。ホテルに3日間閉じ込められた500人以上の人質の多くが生還を果たしたその裏側には、プロとしての誇りをかけて、宿泊客を救おうとしたホテルマン達の知られざる真実の物語が存在した―。

今回解禁された本編映像は、ホテル内でテロが起きた直後、宿泊客を守るために行動を起こしたホテルマンたちの強い信念と勇気が感じられる感動のシーン。暗闇の中で煙が充満し、銃声が響き渡る不穏な雰囲気のホテルが映し出された後、電話を片手にホテル内の従業員と連携を取っているシェフのヘマント・オベロイが映し出される。その最中も銃声が止むことはなく、手に汗にぎる緊迫感がひしひしと伝わってくる。

このシーンで指揮をとるインドの一流シェフ、ヘマント・オベロイは、実際にテロを生き抜き、宿泊客のために奔走した実在の人物で、本作の製作にも協力を惜しまなかったという。彼は、この襲撃事件の3週間後に、爆撃の傷跡が残るホテルの中で、レストランを再オープンし、「我々は脅しには屈しない。恐怖に苛まれながら生きるなんてことはしない」ということをテロ組織に伝えるために、速やかに立ち直ることを目指した。

美しく、荘厳なインドの五つ星ホテルが惨状と化した凄惨なテロ事件を、リアルで緊迫感あふれる映像だけでなく、そこにいた人々のまさに“五つ星”の勇気を切り取り、恐怖と哀しみに決して折れることのなかったホテルマンら感動の人間ドラマにも注目だ。

本編映像

映画『ホテル・ムンバイ』は2019年9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:アンソニー・マラス
出演:デヴ・パテル、アーミー・ハマー、ナザニン・ボニアディ、アヌパム・カー、ジェイソン・アイザックス
配給:ギャガ(R-15+)
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