山崎まさよしが所属するオフィスオーガスタ主催の毎年恒例の音楽イベント《Augusta Camp 2019》が、9月15日(日・祝)に富士急ハイランド コニファーフォレストで開催され、本作に出演する山崎まさよし、北村匠海がパフォーマンスを披露した。

オフィスオーガスタ主催の毎年恒例の音楽イベント《Augusta Camp 2019》。21回目の開催となる今年のトリを飾ったのは、本作の主演でもある山崎まさよし。日が落ち始め、富士の自然の中で幻想的に照らされたステージに山崎が登場すると、会場は時に手拍子を打ち、合唱をするなど会場が一体となり大盛り上がり。

そしてステージ終盤、山崎まさよしが「ゲストを呼びたいと思います!映画『影踏み』で共演しました・・・北村匠海!」といいステージに呼び込んだのは、本作で山崎の弟を演じた北村匠海。サプライズゲストである北村の登場に、場内は驚きと喜びに溢れた大歓声が沸き起こり、会場のボルテージは最高潮となった。

ステージに現れた北村は「やっと出れましたね」とサプライズでの登場のため、誰にも見つからないように一日を過ごしていたことを明かすと、山崎は「もうずーっと狭い箱に閉じ込められてたもんね」と笑いながら答えた。また「結構緊張してます」と緊張を隠せずにいる北村に対し、山崎は「大丈夫、大丈夫」と優しく励ますなど、劇中で演じあった兄弟さながらの息のあった掛け合いに、会場はさらに盛り上がり温かい空気に。

そして本作の主題歌であり、山崎まさよし書き下ろしの新曲「影踏み」を兄弟役の2人で歌うというスペシャルバージョンで披露。ミュージシャンとして活躍する山崎と北村はシリアスで重厚なサウンドに載せて美しいハーモニーを響かせ、こちらも息の合った歌声で会場中を魅了すると、本作の共演がなければ実現しえなかったスペシャルなコラボを噛みしめるような、大きな拍手が会場中に響き渡った。

山崎まさよしと北村匠海のコラボと、本作主題歌「影踏み」の初披露で本イベント一番の熱狂が巻き起こり、映画『影踏み』での共演をきっかけに実現した奇跡のステージは大盛況のうちに終了した。

警察小説の旗手である横山秀夫作品の中でも犯罪者側を主人公にした異色の犯罪ミステリーが映画化。山崎まさよしが演じるノビ師(泥棒)の真壁修一は、ある夜、侵入した稲村邸で寝ている夫に火を放とうとする妻・葉子を目撃する。咄嗟に止めに入ったが、なぜか偶然、その場に居合わせた刑事に現行犯逮捕される。2年後、出所した修一を迎えたのは、弟の啓二と恋人の久子だけ。なぜ稲村邸への侵入がバレたのか?なぜ自分だけが逮捕されたのか?そして放火殺人を謀った葉子の行方は―。謎を解明するため、修一は探偵さながらの行動を開始する。警察小説の旗手である横山作品の中でも犯罪者側を主人公にした異色の犯罪ミステリーを映画化。

映画『影踏み』は2019年11月8日(金)より群馬先行公開、11月15日(金)より全国で公開!
監督:篠原哲雄
出演:山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、中村ゆり、竹原ピストル、中尾明慶、藤野涼子、下條アトム、根岸季衣、大石吾朗、高田里穂、真田麻垂美、田中要次、滝藤賢一、鶴見辰吾/大竹しのぶ
配給:東京テアトル
©2019「影踏み」製作委員会