『真実』のジャパンプレミアが10月3日(木)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、宮本信子、宮﨑あおい、佐々木みゆ、是枝裕和監督が登壇した。

是枝裕和監督の長編14作目となる本作のジャパンプレミアには、“フランス映画界の至宝”であり、本作で母娘を演じたカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュ、さらに日本語吹替版で声優を務めた宮本信子、宮﨑あおい、佐々木みゆが登壇した。

本作では、パリで「日本の倍くらいの期間をかけて」撮ったという是枝監督。その撮影では、日本との撮影スケジュールの違いに「もっと撮れるのにと思ったんですけど、慣れてくると撮っていない時間を含めて場所と時間を共有できたのがよかった」と撮影現場の雰囲気をの良さを振り返った。また「映画を撮り始めてからも夢のようでした。パリで楽しい時間を過ごすことができて、それが映画にも映っていると思います」と明かした。

そんな本作で主演を務めたドヌーヴは「最初は役のオファーというよりも是枝監督とお目にかかる機会をいただいた。その後に何度かお会いした」と振り返り、本作に出演したことは「うれしかった」と是枝監督とのタッグに喜びを見せた。ビノシュも「(彼女(ドヌーヴ)のような母が持てて幸せでした。是枝さんと映画を作るのが夢でした」と笑顔を見せた。

さらに、舞台挨拶には日本語吹き替えを担当した宮本、宮崎、佐々木が登壇。宮本は、初めての吹き替えという仕事に「ファビエンヌがどういう人物か理解し、それをよく考えて表現した」と振り返った。また宮﨑は「時間が許す限りDVDで見て、ビノシュさんの顔をずっと見ていた。お会いして涙が出てきそうで固まってしまった。ビノシュさんの気持ちを共有できていた感覚だったのですごく幸せでした」とコメント。佐々木は「(海外作品の吹き替えが)初めてだったんですけど、これがチャンスだと思ってがんばってやってみたらすごく楽しかったです」とコメントし会場を沸かせた。

全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本。出版祝いに集まった家族たちは、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることになる―。昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督最新作にして初の国際共同製作映画。世界トップレベルの俳優陣が集結した本作は、全編フランスにて撮影。主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。彼女の娘役にジュリエット・ビノシュ、娘婿役にイーサン・ホークら錚々たるキャスト陣を迎え、母と娘の間に隠された、ある「真実」を巡って物語が展開する。

【写真・文/編集部】

映画『真実』は2019年10月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエ
配給:ギャガ
Photo L. Champoussin © 3B-分福-Mi Movies-France 3 Cinéma