エドワード・ノートン監督・脚本・製作・主演『マザーレス・ブルックリン』の本編映像が解禁された。

1957年、ニューヨークを舞台に、当時の犯罪映画を彷彿とさせる古典的なスタイルで、今の社会問題にも繋がる現代的なテーマを描いたアメリカン・ノワールである本作。監督・脚本・製作・主演を務めたのは演技派俳優エドワード・ノートン。本作では一風変わったキャラクターを演じつつ、初めてシナリオに挑戦し、約20年振りにメガホンをとる。ほかにブルース・ウィリス、ググ・バサ=ロー、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォーなど、超豪華な実力派俳優陣が脇を固めている。

今回解禁された本編映像は、エドワード・ノートン演じる主人公ライオネルとウィレム・デフォー演じる謎を知る男ポールが、ニューヨークのダイナーで会話をするシーン。ブルース・ウィリス演じるボスのフランクが死の直前に関わっていた事件の捜査を引き継いだライオネルは、大規模な開発計画に対する公聴会の場でポールと出会う。新聞記者であると身分を偽るライオネルはどこか訳有りなポールに話を聞くことになり、二人でダイナーを訪れる。

くたびれた格好のポールだが、ダイナーに入ると早々にチーズケーキを頼み、早速ライオネルに「何でも好き放題」と街を牛耳るBA(区監督局)の話を語り出す。本当の新聞記者ではないライオネルはBAが何なのか分からずに訊ねるが、ポールから叱責された事で障害の発作が出てしまう。やがて、ポールは「組織は一人の人間の長い影にすぎない」という思想家・哲学者エマソンの言葉を引用し、区監督局の実力者で権力を持つ男モーゼスの支配振りを明かす・・・。ちなみに、ノートンはこのダイナーに関して、「私とウィレムのシーンのダイナーは、ウィレムと私の自宅の中間にあります(笑)」という裏話も明かしており、二人の“地元”で撮影された貴重なシーンとなっている。

本編映像

映画『マザーレス・ブルックリン』は2020年1月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督・脚本・製作:エドワード・ノートン
出演:エドワード・ノートン、ブルース・ウィリス、ググ・バサ=ロー、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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