芦田愛菜主演の実写映画『星の子』が12月21日(土)にクランクインを向かえ、芦田愛菜のコメント映像が到着した。

大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く―。

主演を務めるのは、本作が『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14)以来、6年ぶりとなる実写映画への主演作となる女優・芦田愛菜。5歳で出演したドラマ「Mother」(NTV系/2010)で脚光を浴び、「マルモのおきて」(CX系/2011)では連続ドラマ初主演。『ゴースト もういちど抱きしめたい』(10)で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞、『うさぎドロップ』(11)、『阪急電車 片道15分の奇跡』(11)で第54回ブルーリボン賞新人賞を最年少で受賞するほか多数の賞を受賞。『パシフィック・リム』(13)でハリウッド・デビュー。近年ではNHK連続テレビ小説「まんぷく」(18-19)で史上最年少での「語り」を担当、アニメーション映画の話題作『海獣の子供』(19)の主演声優や、ハリウッド大作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19)の吹替キャスト、さらには天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」での堂々たる祝辞など、幅広いフィールドで新たな活躍を魅せる芦田愛菜。そして、待ちに待った実写日本映画への主演作となる本作で芦田愛菜が演じる主人公は、本人同様、中学3年生の「ちひろ」。少女から大人へと成長していくかけがえのない瞬間を生きる「ちひろ」と芦田愛菜。まさに運命的とも言えるキャスティングが実現した。

監督・脚本は、『さよなら渓谷』(13)が第35回モスクワ国際映画祭で「人間関係への深い理解と洗練された演出」と評価され審査員特別賞を受賞、樹木希林の遺作の一本となった『日日是好日』(18)で報知映画賞の最優秀監督賞を受賞した大森立嗣。

今回、芦田愛菜が“ちひろ”の役作りのために髪を30㎝以上カットし、12月21日(土)にクラインクインを迎えた。同作の現場から、クランクイン直後のインタビューとコメントが到着した。撮影は、2020年1月下旬までが予定されている。

芦田愛菜 コメント

―撮影初日を迎えてのお気持ちをお聞かせください。
こうして制服を着て、学校に来て撮影していくうちに、どんとんちひろになっていく感じというか、「いよいよ始まるぞ!」という高揚感があります。
―なぜ髪を切ったのでしょうか?
原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じる事を想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の長さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました。
―これだけ髪を切ったのはいつぶりですか?また、髪を切った時の感想を教えて下さい。
7年くらい前に『パシフィック・リム』という映画で演じた時に今と同じくらいに切ったので、その後は結構ずっと長くて、切った瞬間は「首が軽い!」と思いました。
―最後にメッセージをお願い致します。
今回、映画『星の子』で林ちひろ役を演じさせて頂きます。髪を切ったことで自分のイメージの中のちひろに近づけたような気がしています。これから約一ヵ月間ちひろに寄り添って、スタッフさん・共演者の皆さんと一緒に、たくさんの方に感動して頂ける作品がつくれるように頑張っていきたいと思っております。ご期待ください!

クランクインコメント映像

映画『星の子』は2020年に全国で公開!
監督・脚本:大森立嗣
原作:今村夏子「星の子」(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
出演:芦田愛菜
配給:東京テアトル、ヨアケ
©2020「星の子」製作委員会