WOWOWでは第92回アカデミー賞授賞式を2月10日に生中継で放送するのに先駆けて、同番組に出演する中島健人(Sexy Zone)へのインタビューと、ハリウッドで行われた事前取材の写真が到着した。

WOWOWは第92回アカデミー賞授賞式をアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより生中継で放送する。2月10日(日)[日本時間]の授賞式当日は現地のレッドカーペットより、授賞式へ向かうスターたちの様子を伝えるスペシャルゲストとして中島健人の出演が予定されている。

今回、「映画館で1日3本観る日もある」と語る中島に行われたインタビューが到着した。さらに、事前にハリウッドで取材を行う中島の写真も到着。この模様は、1月26日に放送されるミニ番組「中島健人 ハリウッド 映画の街を行く」、そして2月8日放送の「第92回アカデミー賞 直前総予想」で放送される。

――これまで「アカデミー賞」をどのように見ていましたか?
 この(芸能)活動を始めた頃は、遠い国の一大イベントという印象でした。でも、自分がデビューさせていただいて、映画に参加させていただく過程の中で、海外の映画に対する関心が少しずつ深まっていきました。その中で、アカデミー賞は、“そこ”から始まるトレンドだったり文化だったりから影響を受けて僕らもモノづくりをしている部分もあるので、リスペクトすべき場所だと思っています。
――印象に残っているアカデミー賞授賞式は?
 僕が印象に残っているのは、第86回、エレン・デジェネレスが司会をした回です。会場にピザを)宅配で)とったり、自撮りをしたりしていて、空気がすごく柔らかいアカデミー賞になったというのが印象的で、僕はすごく好きでした。
――現地で会ってみたい・インタビューをしたいスターはいらっしゃいますか?
 クリスチャン・ベイルに会いたいですね。(聞いてみたいことは)緊張して、いろんなことは聞けないと思うんですけど(笑)。レッドカーペットを歩くときの気持ちだったり、授賞式前の高ぶる気持ちや、「いま、一番誰に感謝したいですか?」といったシンプルなことをまず聞きたいですね。なぜ会いたいのかというと、クリスチャン・ベイルの出演作の『マシニスト』がすごく好きで。作品によって自分を変幻自在に変えていく姿がすごく印象的で、どういうふうにお芝居に対して人生を捧げているのか?今回の映画(『フォードvsフェラーリ』)もものすごく良いので、会えるかどうかはわからないですが、ひと作品ごとの情熱についても聞きたいですね。
――中島さんが普段、好んでご覧になるジャンルは?観る映画を選ぶうえでのポイントはありますか?
 基本的に家族全員、洋画が好きで、特に母親がおすすめを教えてくれます。本当に洋画好きの家族で、いまでも父と母と3人で映画に行きます。自分自身でも、映画誌を見ますし、劇場に行って1日3本くらい観る日もあるんですよ。
――授賞式後、受賞作を改めてご覧になることは?
 改めて「あぁ、やっぱり好きだな、この作品。受賞してからもう1回観たくなる」というのは過去にありますね。昨年の受賞作だと、『アリー/ スター誕生』がすごく好きで、ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガのタッグは僕にとってもベストコンビでしたね。授賞式での歌唱パフォーマンスでは、お芝居の部分、音楽の部分という2つの部分で視聴者を感動させていたというのが印象的でした。
――注目している作品、俳優などは?
 先日、KinKi Kidsの堂本光一くんとお会いして、『フォードvsフェラーリ』の話で盛り上がりました。(堂本さんは同作の)アンバサダーも務められているので。男たちが心騒ぐ映画というか、本当に燃えましたね。もちろん退屈する瞬間がないし、競争する男たちが好きだなと。新たなヒーロー像が生み出されていく中で、王道のバディもので、人々が好きなもの――競争、絆といったものが描かれていて、そこでもまたクリスチャン・ベイルに注目しました。
――今回の授賞式のスペシャルゲストとして、どのように臨みますか?
 「今年はこういう映画が素晴らしかった」というのをわかりやすく伝える、映画ファンのみなさんのサポーターという意識で臨みたいですね。自分もいち映画ファンとして、現地に行かせていただけるというありがたい機会をいただいたということで、その場に立たせていただけるということに対してしっかりと感謝しながら準備して行きたいと思います。僕はアイドルとして、日本でステージに立たせていただいている時は歓声をいただく立場ですけど、今回は、世界のスターのすごさを自分が感じることによって、よりそのすごさを視聴者のみなさんにお伝えしたいと思います。
――最後に、中島さんなりのアカデミー賞の楽しみ方、おすすめポイントを教えてください。
 これはアカデミー賞のみならず、いろんな授賞式や歌謡祭などでも僕が注目していることなんですけど、スターの方々が着席しているときにステージを見ている表情というのが僕はすごく大事だと思っていて。発表の瞬間に垣間見える表情の変化など、スターにも人間味があるということにも注目していただきたいと思います。

WOWOWでは、授賞式当日の生放送番組「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」のほか、アカデミー賞関連番組を続々と放送予定。

「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」

放送日:2月10日(月)8:30 [二] [同時通訳]/21:00[字幕版]
案内役:ジョン・カビラ、高島彩
スペシャルゲスト:中島健人(Sexy Zone)
レッドカーペットリポーター:河北麻友子
スタジオゲスト:白石和彌、町山智浩

「中島健人 ハリウッド 映画の街を行く」

放送日:1月26日(日)21:45(※無料放送)
出演:中島健人(Sexy Zone)

「第92回アカデミー賞ノミネーション徹底紹介」

放送日:2月1日(土)16:15(※無料放送)
出演:ジョン・カビラ、高島彩、町山智浩
VTR出演:中島健人(Sexy Zone)

「第92回アカデミー賞 直前総予想」

放送日:2月8日(土)21:00
出演:中島健人(Sexy Zone)ほか

「中島健人 ハリウッドの風を探して」

放送日:3月放送予定
出演:中島健人(Sexy Zone)

アカデミー賞特集2020

第92回アカデミー賞授賞式を記念し、1月・2月に過去の受賞作を放送。2月は第91回アカデミー賞作品賞含む3部門受賞作『グリーンブック』を独占初放送。
放送日:1月3日(金)~25日(土)、2月2日(日)~9日(日)
ラインナップ【1月10本・2月59本/計69本】:
アカデミー賞特集2020[前回受賞作編]
『グリーンブック』『ビール・ストリートの恋人たち』『女王陛下のお気に入り』『スパイダーマン:スパイダーバース』『アリー/ スター誕生』『ボヘミアン・ラプソディ』『バイス』
アカデミー賞特集2020[作品賞編]
『カサブランカ』『ベン・ハー(1959)』『シカゴ(2002)』『アメリカン・ビューティー』『タイタニック(1997)』ほか
アカデミー賞特集2020
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ローマの休日』『フィラデルフィア』『トイ・ストーリ3』ほか

第92回アカデミー賞ノミネーション 栄光と歓喜の瞬間/作品篇/男優篇/女優篇

放送日:1月18日(土)~番組間随時(※無料放送)ほか