入江悠が監督・脚本を務め、完全オリジナル作品として挑むサスペンス超大作『AI崩壊』の「“逃亡者”大沢たかおがAI監視網に追い詰められる」シーンの本編映像が解禁された。

AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本。大沢たかお演じる主人公の桐生浩介は、天才科学者で画期的なAIの開発者。その桐生が開発したAIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴・・・など国民の個人データを完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始めるという驚愕の展開が待ち受ける衝撃的な本作。映画『キングダム』の王騎役でも圧倒的な存在感を見せつけた大沢たかおが主演、社会派サスペンス映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務める。

今回解された本編映像は、このたび大沢演じるAI開発者・桐生浩介がAI監視網に追い詰められ逃走劇を繰り広げるシーン。警察は犯人を追い詰めるAI<百眼>というシステムを開発。しかし、このAIは私達のスマホのカメラや車のドライブレコーダー、街中のありとあらゆる監視カメラの映像を勝手に盗み、個人情報を完全に無視した危険な捜査で桐生の居場所を追い詰めていく。

本作で描かれるのは、AIが暴走し個人情報が勝手に悪用され殺戮されるという“恐怖”。主演の大沢たかおは本作のテーマであるAIについて撮影中にも恐怖を感じたことを明かし、「AIが普及し、もしかしたら10年後に起こり得る日本を舞台に描かれています。桐生はAI監視網に追い詰められていきますが、エンターテイメント映画だけど本当に怖いなと思う部分はたくさんありました」と語る。近い将来、日本で起こり得る可能性がある恐ろしいシーンであり、全日本人が絶対に見るべき作品になっている。

本作の舞台はAIが私たちの生活に欠かせなくなった10年後の日本。しかし、人を救うはずの医療AI<のぞみ>が突然暴走を始め、人間の生きる価値を選別し殺戮を開始―。大沢演じる桐生は警察からAIを暴走させたテロリストに断定されてしまい、日本中にAI捜査網が張り巡らされる中、逃走劇を繰り広げることになる。桐生は警察の追跡から逃れるために、マフラーや帽子で変装をしながら逃走するも、なぜかすぐに居場所を特定されてしまう。実は警察はAIシステムを使った危険な捜査を行っており、私たちが普段当たり前のように使っているパソコンやスマホのカメラ・車のドライブレコーダーなど、ネットワークにつながっている全てのカメラを勝手に利用し、その情報を使って桐生を追い詰めるという驚くべき追跡が行われていたのだ。桐生はどこまで逃げても絶対に居場所を特定されてしまい、もはや逃げ切るのは不可能という絶望的な状況に。AI暴走のテロリストにされてしまった桐生の運命とは?そして、なぜAIは暴走したのか?

本作では“個人情報をAIが管理”、“自動運転が普及”するなど、AIが普及し便利になった2030年の姿が描かれている。入江監督はAIが私達の生活に欠かせないものとして普及した日本を描くため、自ら人工知能学会に入会。とくに入江監督は徹底的にAIについてリサーチを行う中で、AIによる“監視社会に興味を抱いたと言い、個人情報を管理するAIから個人情報が勝手に抜き取られたり、悪用されたりするという危険性もリアルに描いていった。大沢たかおは「劇中では10年後の僕たちが生きているうちに起こるかもしれないことが描かれています。エンターテイメント大作で近未来作品ですが、すごく身近に感じる作品です」と語っている。

本編映像

映画『AI崩壊』は2020年1月31日(金)より全国で公開!
監督・脚本:入江悠
出演:大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス/岩田剛典、髙嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、余貴美子、松嶋菜々子/三浦友和
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「AI崩壊」製作委員会