衝撃の社会派SFサスペンス『CAPTIVE STATE(原題)』が『囚われた国家』の邦題で4月3日(金)より公開されることが決定した。

“地球外生命体(エイリアン)”の支配下、レジスタンスたちの徹底抗戦を描く本作。製作・監督・脚本は『猿の惑星:創世記』(11)のルパート・ワイアット。地球外生命体(エイリアン)による侵略から9年後の2027年、シカゴ。制圧されたアメリカ政府は“統治者”と呼ばれるエイリアンの管理下に置かれ、完全支配されていた。“犯罪の事前抑止”の名の下に、全市民の身体にはGPSが埋め込まれ、死ぬまで監視、ルールを犯したものは地球外に追放されるという“囚われた国家”。市民の貧富の差はかつてないほど拡大し、街は荒廃。この狂った状況を打ち破り、自由を取り戻すため密かに結成されたレジスタンス・グループは、市内スタジアムで開催される“統治者”による団結集会への爆弾テロを計画するが―。

主要キャラクターそれぞれが主人公ともいえる本作では、“統治者”に忠誠を誓うシカゴ警察特捜司令官マリガン役を『10 クローバーフィールド・レーン』や『モンスターズ・インク』のサリーの吹き替えの声でお馴染みのジョン・グッドマン、行方不明となってしまったレジスタンスのリーダーの兄ラファエル(ジョナサン・メジャース)を探し続けるガブリエル役をアシュトン・サンダースが演じるほか、娼館の妖艶な女主人ジェーン役をヴェラ・ファーミガが務めるなど、実力派キャスト陣の個性を活かした豪華アンサンブルも見どころ。

公開決定とともに解禁された場面写真は、殺伐としたミシガン湖にそびえ立つ巨大物体を前に佇む青年・ガブリエル(アシュトン・サンダーズ)の後ろ姿を捉えている。荒廃してしまったシカゴの街を舞台に、未知の敵“統治者”、そして支配下に置かれた政府に対して、ガブリエルやレジスタンスたちはこれからどのように立ち向かうのか?その世界観に期待が膨らむビジュアルとなっている。

地球外生命体(エイリアン)の傀儡と化した政府による不都合な事実の隠蔽、メディアを巻き込んだ情報操作など、市民の自由権をコントロールしようとするトランプ政権を彷彿とさせ、北米公開時には「【起こり得る未来】への“警告”」(WIRED)と評された本作。「囚われた国家」のなかで、権力に従うのか、抗うのか? そして何のために生きるのか?見る者に根源的な問いを投げかける問題作が誕生した。

映画『囚われた国家』は2020年4月3日(金)よりイオンシネマほか全国で公開!
監督・脚本・製作:ルパート・ワイアット
出演:ジョン・グッドマン、アシュトン・サンダース、ジョナサン・メジャース、ヴェラ・ファーミガ
配給:キノフィルムズ/木下グループ
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