ヴァネッサ・ハジェンズ「二人のケミストリーは現実のものと思えないほど素晴らしい」―『バッドボーイズ フォーライフ』インタビュー到着

全世界で大ヒットしたシリーズ第三弾『バッドボーイズ　フォーライフ』に出演する新旧キャストへのインタビューが到着した。

マイアミを舞台に、ウィル・スミス×マーティン・ローレンスという2人の刑事が挑んだ本作は、カーアクションと銃撃戦をたっぷりと盛り込み、身体をフルに使った体当たりの映像でアクション映画の真髄を伝え、ジェリー・ブラッカイマー×マイケル・ベイコンビの金字塔を打ち立てた『バッドボーイズ』（1995）。さらに8年後『バッドボーイズ 2バッド』（2003）で黄金コンビが再会、2020年、ウィル・スミスがバッドボーイズとして再び帰って来る・・・“最後の任務”として―。何者かに命を狙われるマイク。標的は、マイアミ市警の“バッドボーイズ”。

今回、シリーズでおなじみのジョン・パントリアーノ演じるハワード警部らオリジナルメンバーに加え、ヴァネッサ・ハジェンズら新キャストへのインタビューが到着した。

『バッドボーイズ』から25年、『バッドボーイズ 2バッド』から17年という長い歳月を経て、ウィル・スミス演じるマイク・ラーリーと、マーティン・ローレンス演じるマーカス・バーネットが本作でシリーズに帰ってきた。“バッドボーイズ”な二人は、長年の全くブランクを感じさせずに再びスクリーンに登場したが、本作では他にも長年シリーズを色付けてきたキャストが多数出演している。

マーカスが頭の上がらない“恐妻”テレサをテレサ・ランドルが、マーカスの娘で婚約中の新米ママのメーガンをビアンカ・べチューンが再び演じている。「のんびりして生活を送るというマーカスの考えを、テレサは全面的に支持しているの」とテレサは言う。とはいえ、テレサはマーカスのその新しいライフスタイルが、彼が成熟した証だとは考えていない。「バッドボーイズが決して大人にならない、ということはどんな女性も分かっていることよ。マーカスとマイクには、お互いを見捨てるなんてできっこないのよ」と、長年二人の関係を間近で見てきたテレサは笑って話す。

また、マイクとマーカスにさんざんイライラさせられながらも常に二人のことを気にかけているシリーズの名上司であるジョー・パントリアーノ演じるハワード警部も出演。パントリアーノは「マイクは、向こう見ずで信念を持っていた若者だった一作目からほとんど変わっていない。本作では、マイクがまた傷つくのを見たくないハワードは、仕返ししたいという飽くなき欲求によって自滅するマイク自身から守ってやろうとするんだ」と、一作目から父親のようにバッドボーイズを見守ってきた警部の想いを語る。

そんな神経質でリスクを嫌うハワード警部が作ったのが、マイアミ・ハイテク捜査班“AMMO”というエリート班だ。ハワード警部はマイクを守りたいという思いから、新設されたAMMOチームと組ませた。このチームのメンバーは、シリーズおなじみのメンバーとは対象に、新たに登場するキャラクターたちが本作にフレッシュな風を吹かせている。リーダーのリタを演じるのは、メキシコ出身の女優パオラ・ヌニェス。リタの強さと知性・リーダーシップを大切にしたいという彼女は「リタは優秀な犯罪心理学者で、権限を与えられている女性だし、強くて知的でカッコいいのよ」と、本作での女性の描き方に誇りを持っているようだ。

また、もう一人の女性メンバーであり、アグレッシブな若手警察官であるケリーをヴァネッサ・ハジェンズが演じている。「武器のスペシャリストである彼女は、タフで恐れ知らずで、マイクに畏敬の念を抱いているの」と、マイクの大ファンであるという。ヴァネッサ自身もウィルとマーティンに同じような想いを抱いており「ウィルとマーティンの共演をもう一度見られるなんて最高。二人のケミストリーは現実のものと思えないほど素晴らしいわ」と興奮の隠せない様子だ。

ほかにも、AMMOのメンバーにはアレクサンダー・ラドウィグ演じるドーンと、チャールズ・メルトン演じるレイフがいる。技術専門家のドーンは、彼自身が殺傷力の高い武器のような体格をしているが、「彼は、自分の持つ力を恐れている大きなテディベアのような男だ」と繊細な性格だとアレクサンダーは語っている。一方でレイフは、麻薬取締局の元捜査員で、マイクのようにウィットに溢れた魅力的な男だ。チャールズは「レイフはかなりの自信家だ。采配を振るいたい、リーダーになりたいと考えていて、マイクと衝突するんだ」と、自身が演じるキャラとマイクの関係を明かしている。

個性豊かな新しい顔、AMMOチームに加えて、バッドボーイズの二人をはじめとした一作目からおなじみの愛されキャラクターたちが生み出す、今までにはなかった”ケミストリー”にも注目だ。