サム・メンデス監督がワンカット映像で描く『1917 命をかけた伝令』の本編映像が解禁された。

若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、さらに観る人たちを物語への究極の没入感へ導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために、全編を途切れることなくひとつながりの映像で見せる“ワンカット映像”で描ききった本作。海外主要メディアでも絶賛評価が相次ぎ、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では“90%フレッシュ”の高評価(1月17日現在)を獲得。第92回アカデミー賞では主要の作品賞を含む10部門でノミネートされている。

今回解禁された本編映像は、2人の兵士に危機が迫る緊張の一瞬を観ている者に疑似体験させてくれる。“屋外ロケでワンカット撮影”という驚きの手法で撮影された映像は、まるで観客にその場にいるかのような没入感を感じさせる本作。カメラが常にキャストを追うことで、若き兵士たちがミッションに立ち向かう姿をより臨場感たっぷりに映し出している。

託された“伝令”を少しでも早く届けるため、すでにドイツ兵が撤退したはずの敵地に残された古い塹壕を進んでいた2人。物はすべて壊され、光の無い暗闇の中を手探りに進んでいた彼らだったが、残されたトラップにハマり爆弾が爆発してしまう。あっという間に崩れ落ちていく塹壕の中、瓦礫の下敷きになったジョージ・マッケイ演じるスコフィールドは、大量の土埃で視界までもが奪われている。目の前には大きな亀裂、刻一刻と崩れていく壁や天井、進むべき方向すら分からない極限の恐怖、立ち止まれば確実に“死”が襲いかかる緊迫感あふれる映像だ。

危険な撮影に思われるシーンですら、ワンカットであるが故に何があっても演じ続けなければならなかったジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマン。入念なリハーサルを重ねる中で、マッケイは撮影が始まる前に体づくりを強化する必要があると気づいたという。「スコフィールドとブレイクは全編を通して常に走るか立っている。腰を下ろしているのは2~3シーンだけだ。それに、撮影では1日で60回は歩いたり走ったりすることになるかもしれない。そのことに気づいてマズいと思ったよ」と撮影の過酷さを振り返る。

さらに「実際の時間軸と同じスピードで物語が進行するから、毎テイクが演劇のようだった。一旦撮影が始まったら止められない。何か問題が起きてもやり通すしかなかった」とワンカット撮影の難しさを明かすマッケイの言葉に対し、チャップマンも「カメラは主人公の2人から決して離れない」とマッケイの言葉に重ねている。

本編映像

映画『1917 命をかけた伝令』は2020年2月14日(金)より全国で公開!
監督:サム・メンデス
出演:ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロング
配給:東宝東和
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