ミリタリー・サバイバル・アクション大作『PMC:ザ・バンカー』のキャストが明かす舞台裏エピソード満載のメイキング映像が解禁された。

軍事境界線、地下30メートルの秘密“地下要塞(バンカー)”。取り残された傭兵(PMC)たちの運命は、たった1人の男に託された―。激動の近代史を背景にした実録社会派ドラマを始め、多彩なジャンルの大ヒット作を次々と放っている韓国映画界が、朝鮮半島情勢という今そこにある危機を題材に、驚くべきミリタリー・サバイバル・アクション大作を完成させた。閉ざされた地下要塞で繰り広げられる極秘ミッションは度重なる想定外の誤算に見舞われて混乱し、ついに世界レベルの“戦争”へと発展していく―。極秘ミッションに挑む傭兵部隊の隊長エイハブ役をハ・ジョンウが演じる。

今回、キャスト&監督らが撮影の舞台裏を証言するメイキング映像が解禁された。瞬きすら許されないハリウッド顔負けのアクションシーンはどのようにして生まれたのか。本邦初公開となる必見の映像となっている。撮影の7~8か月前に舞台となるバンカーの構造をイメージしたというキム・ビョンウ監督は「大事なのはバンカーをリアルに見せること」となんとブロックでモデルを作ってきたと美術監督が明かす。『神と共に』の美術チームによる圧巻のセットは第三の主役なのだ。スタッフ&キャストが力を合わせた映像は、まるで自分もバンカーで戦っているかのような臨場感となっている。

「観客が俳優と同じ空間にいると感じられる」ことを重視して常に3台のカメラで撮影が行われ、POVカメラやドローンを投入して一人称視点も取り入れた。さらに、イ・ソンギュンは演技をしながら自らカメラを操作して撮影することを要求された。監督や撮影監督から「プロ級」と絶賛され、「“撮影”で僕の名前がクレジットされそう」と笑顔で撮影を振り返る姿が印象的だ。

「今回の映画は7~8割が英語のセリフ」と語るのは、国際色豊かなPMC(民間軍事会社)の傭兵チームのリーダーを演じたハ・ジョンウ。役作りのためにアメリカで1か月以上にわたって英語の特訓を行い、全てのセリフを暗記して撮影に挑んだ。完璧を目指すジョンウの最高の演技を引き出すために、「イ・ソンギュンさんは撮影のない日も現場へ。無線越しのセリフを言ってくれました」と監督が証言する。

本作のもうひとつの魅力は、ハリウッドで活躍するキャストの起用だ。英ドラマ「高慢と偏見」(95)、『英国王のスピーチ』(10)のジェニファー・イーリーや「LOST」(05~10)、『レギオン』(10)のケヴィン・デュランドなどに加え、傭兵のキャスティングでは「軍隊や傭兵の経験がある俳優をオーディションで選んだ」という。ハ・ジョンウとイ・ソンギュン、国際的なキャストが「1分1秒も見逃せない」「今までにない作品」だと胸を張る、韓国映画界が総力を結集した空前絶後のミリタリー・サバイバル・アクション『PMC:ザ・バンカー』に注目だ。

メイキング映像

映画『PMC:ザ・バンカー』は2020年2月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開!
監督・脚本:キム・ビョンウ
出演:ハ・ジョンウ、イ・ソンギュン
配給:ツイン
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