「若草物語」を四姉妹の次女・作家志望ジョーの視点から斬新にアレンジした『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のキャストらが世界中で愛され続ける「若草物語」への想い語る特別映像が解禁された。

19世紀を代表する⼥性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー⼩説「若草物語」を、『レディ・バード』でその類まれなる表現⼒で映画界に新⾵を巻き起こし、アカデミー賞監督賞をはじめ5部⾨ノミネートを果たしたグレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく描く本作。本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが自らの生き方を重ねて書き上げたジョー・マーチの物語。主人公ジョー役をシアーシャ・ローナン、ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役をティモシー・シャラメが演じる。エマ・ワトソン、エリザ・スカンレンフローレンス・ピューが共演。

4姉妹とその家族を描いた児童文学と思われがちだが、実際は、仕事、お金、恋愛、結婚・・・当時の女性が抱えていたあらゆる悩みをリアルに描き、まさに“今、大人が改めて読み返すべき”とも言える「若草物語」の原作者、ルイーザ・メイ・オルコットの命日<3月6日>である今日、エマ・ワトソン、シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメや、グレタ・ガーウィグ監督らが原作への想いを語る特別映像が解禁された。

原作者オルコットが19年暮らし、そして世界屈指の名作「若草物語」が生まれ、今では“オーチャードハウス”として知られるクラシックな建物と美しい景色、質素かつセンスの良い家具や、オルコットの直筆の原稿などが映し出される。その見どころの一つが、本作のセットとして作られた四姉妹が暮らすオルコット家と本物のオーチャードハウスとの比較シーン。宝石箱のような室内を持つと言われるオーチャードハウスを忠実に蘇らせるために、当時のテーブルセットや手芸道具まで、室内装飾をスタッフが一つ一つ丁寧に再現!まるで150年前に戻ったかのような、クラシックでありつつも、モダンでフレッシュな空間を体験することができる。

豪華な食卓が突然出現したことに驚いた四姉妹が感動のあまり一斉に話し出すシーンでは、ガーウィグ監督らしい演出へのこだわりを垣間見ることのできる貴重なシーンも。シアーシャが「監督は音で判断する」と証言するように「セリフはリズムよ、ずれちゃダメ。常に耳を澄ませて」と、どのカットでも彼女ならではの細やかな演技指導がちりばめられており、エマ・ワトソンやフローレンス・ピューがその演出法に「それがシンフォニーになるの」と、感動のコメントを寄せる様子も治められている。

「時を超える物語だ」「何度でも読み返したくなる」「人生の見方が変わる」「いつまでも人々の心に残る作品よ」キャストそれぞれが原作への想いを語るコメントのほか、エマ・ワトソンとティモシー・シャラメのダンスシーン、姉の結婚式で大はしゃぎする四姉妹と母親、夢をかなえるために一人NYに降り立ったジョーが颯爽と街を駆け抜けるシーンなどの多数の名場面の撮影裏の様子が収められ、オルコットが描いた物語の世界がそのまま生き生きと動き出す様子がつまった映像となっている。

特別映像

映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は2020年初夏に全国で公開!
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
原作:ルイザ・メイ・オルコット
出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント