“悪カワヒロイン”ハーレイ・クインが主人公の映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のハーレイ・クインのアクションシーンの撮影秘話が明かされた。

“悪のカリスマ”ジョーカーの恋人として『スーサイド・スクワッド』(2016)で大ブームを巻き起こしたヴィラン史上最高に可愛いく、セクシーでクレイジーなのにめちゃめちゃキュートな“悪カワ”で人気のキャラクター、ハーレイ・クインの初主演作である本作。主演を務めるのは、ハリウッドで最も輝く女優のマーゴット・ロビー。前作に続き魅力たっぷりの“悪カワ”ヴィラン、ハーレイ役を演じる。

ハーレイ・クインといえば、『スーサイド・スクワット』(16)で、世界を虜にした“悪カワ”ヴィラン。そんなハーレイ役を再び演じるマーゴット・ロビーは、本作の見どころ予測不可能で爽快な<アクション>について、「『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(17)でアイススケートをしていたのは本当に助かりました。実は、ハーレイにローラースケートの要素を入れたかったので、それが出来て本当に楽しかったです。ハーレイがローラースケートを履いているイメージは本当に素晴らしかったですね。」と語り、『アイ,トーニャ~』で魅せた華麗なスケートの舞を本作に取り入れたかったことを明らかにした。

映画『アイ,トーニャ~』でアメリカのお騒がせフィギュアスケーターを演じたマーゴットは、プロ選手にとっても至難の業であるトリプルアクセルを完コピし、演技力だけではなく、高いスケーティング技術に関しても、大絶賛を集めた。そんなマーゴットは、本作のアクションシーンについて「観客に新しいアクションを見せるのは非常に難しいことですが、今回私たちは面白いアクションに挑戦できたと思います。例えば、ローラースケートのカーチェイスのシーンで、車の周囲にローラースケートで滑ったり、車の屋根にバク転で乗ったり、アクションシーンの撮影は嫌になるほど難しかったのですが、完成した映像の見栄えは最高なので、耐える価値があったと思います。」と語り、満足のいく出来栄えになっていることを明かした。

実は、ハーレイの破天荒なアクションを実現させたのは、本格的かつスタイリッシュなアクションで注目を集めた『ジョン・ウィック』シリーズを携わってきたアクションチーム「87 eleven Action Design」。彼らとの共同作業について、マーゴットは「アクションチームはアクションのためのアクションを作るのではなく、物語や役柄に合うような動きを作り出すことにこだわっていました。私たちのスタントトレーニングは、物語や登場人物について話すところから始まりました。」と語り、アクションシーン制作過程における深いこだわりを明かした。

誰も見たことの無い爽快なアクションを生み出すため、マーゴットたちはただ動きや型にこだわるだけでなく、登場人物一人一人のキャラクターの個性に光を当てた本作では、ハーレイたちの“華麗なるアクション”がスクリーンで堪能できる。ジョーカーと別れたハーレイ・クインは、束縛から解放され、自慢の髪をバッサリ。以前のトレードマークだったツインテールは少し短くなったが、その分過激さはよりスケールアップして帰ってきた。さらにクレイジーに進化した悪カワヒロインは、一体どんなカオスなバトルを魅せてくれるのか―。

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は2020年3月20日(金)より全国で公開!
監督:キャシー・ヤン
出演:マーゴット・ロビー、ユアン・マクレガー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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