天才発明家VSカリスマ実業家を描く映画『エジソンズ・ゲーム』の本編映像が解禁された。

世紀の発明王トーマス・エジソンほどの天才にも、最強のライバルがいた。彼の名前はジョージ・ウェスティングハウス、〈頭脳でトップに立つクリエイター〉であるエジソンに対して、〈戦略で支配を広げるカリスマ実業家〉だ。本作では、この二人による壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描く。天才発明家エジソンを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。世界的偉人のイメージを180度覆し、「SHERLOCK/シャーロック」を彷彿とさせる、奇才のダークヒーローを怪演。対するライバルのウェスティングハウスにはマイケル・シャノン。さらに、二人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラにニコラス・ホルト、エジソンを支える助手をトム・ホランドが演じる。

今回解禁された本編映像は、〈電流戦争〉の幕開けとなったエジソンとウェスティングハウスによる、メディアを通したビジネスバトルを垣間見ることができる2本。「電流戦争―エジソンの宣戦布告―」編では、エジソンが自身の研究所に集まった記者に対し、ウェスティングハウスらをハゲタカと称しながら、「彼のインチキぶりを忘れないように」と絶好調の“口撃”を披露する。そんなエジソンに秘書のインサルも苦笑いを隠せない様子。そして、帰りゆく記者にエジソンはとどめの一撃として、「ウェスティングハウスの(送電)方式は死を招く」と、極端な言葉を飄々とした態度で告げ、記者たちの興味を一気にかき集める。

一方で、「電流戦争―ウェスティングハウスの反撃―」編では、「進歩を妨げてはならない。」と真摯な態度で宣言するウェスティングハウス。そこから、「エジソンがすべてのものに自分の名を付けるのは忘れられるのが怖いからだ」、「トーマス・A・エジソンはペテン師だ」とエジソンに反撃。そしてあくまで「私の方式が優れている」と、エジソンの名が入ったナイフを柱に突き刺す姿で映像は幕を閉じる。

この2本の本編映像でもわかるような二人の仕事、そして発明への向き合い方が対照的なところにも監督のアルフォンソ・ゴメス=レホンは想像力をかき立てられたと話している。「ウェスティングハウスは人々の生活を良くしたいという思いしかなく、名をあげることに興味はなかった。対するエジソンは、自身の社会的イメージを意識していた。この脚本には“エゴvs謙虚さ”という問題が喚起されていた」と監督は説明する。

本編映像「電流戦争―エジソンの宣戦布告―」編

本編映像「電流戦争―ウェスティングハウスの反撃―」編

映画『エジソンズ・ゲーム』は2020年4月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
配給:KADOKAWA
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