ふくだももこ監督最新作『君が世界のはじまり』のコンセプトイラスト13点が解禁された。

ふくだももこ監督の原点である2本の短編小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を再構築し、一本の映画にするプロジェクトが実現。ふくだ監督にとっての「特別な物語」を託した脚本家は、その時代に傑出する話題作を手掛けてきた鬼才・向井康介。「40歳を越えて、もう青春映画を書くことはないと決めていた」と語る円熟の脚本家が、ふくだ監督の言葉のひとつひとつに突き動かされ、青い春のその瞬間にしか存在しないヒリヒリするようなエネルギーを新たなストーリーに結実させた。主演には、『おいしい家族』(19)以来、ふくだ監督と二度目のタッグとなる松本穂香を迎え、魂を焦がす青春映画の新たな傑作が、青春映画がここに誕生した。

今回、本作と気鋭のクリエイター大島智子がコラボしたコンセプトイラストが解禁された。イラストレーター、映像作家として活躍し、女性を中心に感度の高い層から支持され、個展開催、漫画家デビューと様々なシーンで注目を集める気鋭のクリエイター大島智子。2018年にCanCam.jpにて連載した漫画『セッちゃん』が話題にもなった彼女が、映画と原作小説に惚れ込み、その危うく、熱っぽい世界観をコンセプトイラストに描き上げた。

手掛けたイラストは合計13点。登場人物一人ひとりにフォーカスしたイラストや、先日解禁されたイメージビジュアルにもあるような2ショットのもの、さらには、劇中では見ることのできない高校生6人全員の集合ショットなどが描かれている。

なお、このイラストは6月12日(金)から発売されるムビチケ前売り券の特典になることが決定している。

ムビチケ発売・特典情報

特典内容:特製ポストカードセット(コンセプトイラスト+ティザー&イメージビジュアルの6枚組)
発売日:2020年6月12日(金)発売
※特典は数量限定

大島智子 コメント

視線を丁寧に描いている映画だなと思いました。視線の先の誰かの瞳には、別の誰かが映っている。誰かと交わったように思える夜が終わって、またばらばらな朝がくること。それが生き存える為の一瞬のように感じること。
映画を観て感じたそれぞれの「視線」を意識して描きました。映画の中では6名が集合することが無いので、関係性を考えながら描くのが楽しかったです。描いているうちに、それぞれの人物がどんどん愛おしくなっていきました。
映画の空気感を少しでも表現できていたら幸いです。

映画『君が世界のはじまり』は2020年7月31日(金)よりテアトル新宿ほか全国で公開!
原作・監督:ふくだももこ
出演:松本穂香、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、板橋駿谷、山中崇、正木佐和、森下能幸、江口のりこ、古舘寛治
配給:バンダイナムコアーツ 
©2020『君が世界のはじまり』製作委員会