俳優・稲葉友と宮沢氷魚が『稲葉友・宮沢氷魚配信トークイベント ~ソーシャルディスタンスの向こう側~』と題した無観客イベントを6月12日(金)に開催した。

人気俳優2人がコラボした豪華な企画となった今回のイベントは、8台のカメラが使用され、出演者がステージ上のどこにいてもカメラが捉えるオンライン完全対応型の劇場としてリニューアルした劇場・浅草九劇にて実施。おうち時間の映像公開や、お互いの手料理の見栄えをファンの投票によって競うオンラインならではの企画など、普段の俳優としての姿とはまた違った一面も垣間見え、約1時間のイベントで6000件以上ものコメントが殺到する盛り上がりをみせた。

イベント冒頭で稲葉は「(今の状況でイベント等をするのは)なかなか難しい。でも、なにか楽しい時間を作りたい。それでこういった形のイベントをすることになりました」と話し、両名とも初の無観客イベントに慣れない様子を見せながらも、イベント開催への喜びを見せた。チケット購入者特典として、希望者が抽選で会場の観客席に自らの写真を“着席”させることができる「“気分だけ”リアルにイベント観覧権」には「ファンの方に見守っていただきながら、イベントができる。心強い」と声を揃えた。

2人のおうち時間を自ら紹介するVTRコーナーで、稲葉は自宅の風呂の中で傘を差し「おうちサウナ」をする様子が流れ、普段から“サウナー”として知られる稲葉らしい映像に宮沢は「サウナ、すごい良いですね!」と同調。続いて、宮沢が自宅でギターを弾いたり、お風呂上がりの爽やかな姿が公開され、これに稲葉は「めちゃくちゃなんか、愛しい動画だったな」とファン目線で楽しげな表情を浮かべた。

続けて在宅生活でお互いに腕を上げたという料理対決。ファンは2人の料理の写真を見て、見た目だけでどちらの料理を食べたいかをリアルタイムで投票。稲葉は「結構ガチでやってきました」と語気を強め、宮沢も「僕は(作る日の)3日前から考えて、考え抜いて作ったものです」と負けられないといった様子。2人が作る料理のクオリティにファンも驚いた様子だったが、結果は宮沢の勝利。稲葉は「普通にめちゃくちゃ悔しいですね(笑)いや、でもとっても美味しそうだったんで」とコメント。最後の企画はゲーム企画として、ソーシャルディスタンスを保ったままでのジェンガ対決が行われた。しかし、1つ目のブロックをとる時点で大苦戦し、宮沢が2ターン目で倒して罰ゲームを受けるなど盛り上がった。

イベント終了後には、抽選で選ばれたファンとZoomを使用したアフタートークをするなど、現在の状況下で、芸能人はなかなか公の場に出ることの難しい中で、ファンにとってはサービス満点の時間になったに違いない。