世界中を虜にした「Lの世界」が新たな幕を開ける―『Lの世界 ジェネレーションQ』シーズン1が8月28日(金)よりHuluで独占配信開始される。

2004から2009年にSHOWTIMEで放送されたTVシリーズ 「Lの世界」はロサンゼルスのウェスト・ハリウッドを舞台にレズビアンのカミングアウト、同性婚、養子縁組、性転換、乳癌など実社会でも起こり得るリアルなテーマを扱い、2006年にはGLAADメディア賞最優秀ドラマシリーズ賞、2009年には同賞の審査員特別賞を受賞。エミー賞やサテライト賞にもノミネートされるなど高い評価を得た。日本ではシェーンを演じたキャサリン・メーニッヒの人気に火が付き、彼女の中性的な姿や振る舞いに多くの女性が虜になった。

続編として登場する『Lの世界 ジェネレーションQ』では、舞台をロサンゼルス 、シルバーレイクに移し、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーたちの恋愛、セックス、挫折や成功など日常を描く。製作総指揮には前シリーズのキャストのジェニファー・ビールス(ベット・ポーター役)、キャサリン・メーニッヒ(シェーン・マッカチョン役)やレイシャ・ヘイリー(アリス・ピエゼッキー役)も名を連ねている。物語は前シリーズからベット、アリス、シェーンら3人のその後の人生を描きながら、新しいキャラクターのダニ・ヌニェス(アリアンヌ・マンディ)、マイカ・リー(レオ・シェン)、サラ・フィンリー(ジャクリーン・トボーニ)、ソフィー・スアレズ(ロザリー・ザヤス)、ジジ(セピデ・モアフィ)ら次世代の若者たちの人生も同時に進行していく。中でも自らトランスジェンダーである、マイカ・リーを演じるレオ・シェンがキャストに加わったことで、ドラマがよりリアルに表現されていると評価されている。

それぞれ悩みを抱えながらも、心の声に耳を傾け自分らしく生きる彼女たちの物語はアメリカの視聴者の共感を呼び、早くもシーズン2の制作が決定、2020年の観るべきドラマとして注目されている。

あれから10年後、ベットはロサンゼルス市長選に立候補し、女性初の市長を目指している。アリスは恋人のナットと子育てに奮闘、人気番組になりつつある自身がMCを務めるレズビアンのためのトークショー番組の仕事で大忙し。そんななか、傷心のシェーンが久しぶりに街に戻ってきた。再会した3人の関係は昔と変わらないままだが、それぞれに少なからず言い出せない悩みを抱えている。久しぶりの再会に喜んでいるのも束の間、ベットは市長選の演説中に過去のスキャンダルを暴露されてしまう。窮地に立たされたべットに、アリスは自分の番組で正直に事実を話すことを提案する。

一方、父親の会社で広報を担当するダニとアリスの番組プロデューサーのソフィはレズビアンカップルで同棲中。ダニはソフィにプロポーズしようと考えているが、父親の反対もありなかなか実行に移せないでいた。そんなある日、ダニとソフィのルームメイトでトランスジェンダー・ゲイのマイカとアリスの番組でアシスタントをするサラたちが住むアパートに新しい管理人が引っ越してくる。彼がゲイだと気づいたマイカは、自分がトランスジェンダーであることを隠して食事に誘うことに。父親の元でキャリアを積んでいたダニだったが、アリスの番組で自分の信念を真っすぐに話すベットに動かされ彼女の市長選広報に転職を決意するが・・・。

予告編

Huluプレミア『Lの世界 ジェネレーションQ』シーズン1は2020年8月28日(金)から独占配信開始!
※以降毎週金曜日に1話ずつ追加予定(全8話/字幕)
出演:ジェニファー・ビールス、キャサリン・メーニッヒ、レイシャ・ヘイリー、アリアンヌ・マンディ、レオ・シェン
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