余命180日の男が人生の愛おしさを見つけるドラマ『グッバイ、リチャード!』の予告編が解禁された。

「余命180日です」―大学教授・リチャードに告げられた突然の余命宣告。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずの人生は一変。リチャードは残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるが―。主人公リチャードを演じるのはジョニー・デップ。ミニシアター作品から大作まで、その個性的な演技力で世界中のファンを魅了し続けている。今年、初主演映画『クライ・ベイビー』の公開から30年を迎え、再び本作でインデペンデント作品への回帰を果たした。そんな唯一無二のキャリアを歩む、彼自身を投影したかのようなリチャードの生き様は、観るもの全てに“自分の人生を歩む”ことの勇気と大切さを教えてくれる。

今回解禁された予告編は、ジョニー・デップ演じる⼤学教授のリチャードが突然の余命宣告を受けるシーンから始まる。⾃暴⾃棄になったリチャードは、背広のまま池にダイブしたり、授業を放棄し「マリファナの売⼈がいたら是⾮紹介してくれ」と⽣徒に呼びかける始末。妻の浮気が発覚しても「その代わり俺も⾃由にさせてもらう」と酒やナンパを楽しみ、残された時間をありのまま楽しむことを決意する。

しかし、ついにリチャードは⾃らの”終わりの⽇”を意識し始める。娘を抱きしめ、⽣徒に⼈⽣の教えを説く姿などやがて⾃らの死を前に⼈⽣の愛おしさに気づいてゆく様⼦が描かれる。残された180⽇でリチャードがたどり着く⼈⽣の答えとは―。

主演を務めたジョニー・デップは「さよならを⾔うのはいつでも醜く、とても悲しいことだ。そんななか、尊厳を保ちつつ、ユーモアを忘れない、究極のさよならを描いている」と、本作の脚本に惹かれた理由を明かす。突然訪れた⼈⽣の”終わり”と新しい⽣き⽅の”始まり”をコミカルかつハートフルに描いた物語と、主演デビュー30周年を迎えたジョニー・デップが全⾝全霊で魅せるキャリアの到達点とも⾔える演技に胸膨らむ予告編となっている。

予告編

映画『グッバイ、リチャード!』は2020年8月21日(金)よりヒューマントラスト渋谷ほか全国で公開!
監督/脚本:ウェイン・ロバーツ
出演:ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット、ダニー・ヒューストン、ゾーイ・ドゥイッチ、ロン・リビングストン、オデッサ・ヤング
配給:キノフィルムズ
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