ブラムハウス・プロダクションズが贈る狂気のサイコ・サスペンス『透明人間』の特別映像が解禁された。

ユニバーサルのクラシック・キャラクターにインスパイアされ、最先端の技術で恐怖と狂気に満ちた「透明人間」を描く本作。『ゲット・アウト』、『アス』などの製作でハリウッドのホラー映画を牽引するブラムハウス・プロダクションズと『ソウ』シリーズの生みの親リー・ワネルが監督、脚本、製作総指揮を手掛けた。主演は「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」でゴールデン・グローブ賞主演女優賞、エミー賞主演女優賞受賞のエリザベス・モス。狂気の演技で、これまでのイメージを一新しサスペンスフルに「透明人間」を描く。

今回、本作のキャスト・監督が現代に蘇った新たな映画『透明人間』について激論を交わす特別映像が解禁された。主人公・セシリアを演じるエリザベス・モス、元カレから逃げてきたセシリアを自宅で匿う友人ジェームズ役のオルディス・ホッジ、ジェームズの娘でセシリアを精神的にも支えるシドニー役のストーム・リード、そして監督・脚本を手掛けたリー・ワネルが集結した本映像。全員でテーブルを囲み、『透明人間』を新たに描くにあたって、そして狂気に苛まれていくセシリアというキャラクターについて熱い議論を交わしている。

本作は透明人間からの視点ではなく、その被害者である女性セシリアの視点で進行していく物語。これまでのイメージを覆す逆転の発想から生まれたこの作品は、“恐怖”と“一人の女性のリアルな物語”を2つの軸にして描かれている。映像内では、ワネル監督から「我々が出会った時にリアリティという協業が始まった」という言葉を投げかけられたモスが「私にとって特別な作品」と前置きしながらも、「監督と最初に話したのは本当に怖い映画にすること。でないと無意味だわ」とはっきり断言しており、本作では “リアルな恐怖”を体感できることをしっかりアピール。

その一方で、自信が演じたセシリアという女性に対して「重要なのは虐待されたからと言ってセシリアが弱いということではない。」と彼女の芯の強さを強調している。その言葉に大きく頷くリードも、「正気であることを証明しようとしても、信じてもらえないことがたくさんある」と現実における女性たちのリアルな苦悩にも触れ、劇中でセシリアに襲いかかる恐怖と絶望が、実際に起こりうるかもしれないという事実を突きつけている。

「もし自分に起こったらどうかしら。誰も信じてくれない」と、全員に投げかけるモスの言葉に、ホッジは「自分の価値を知るには、誰かが自分の人生のために闘ってくれることが大事。」と持論を展開。それによって、「ただ耐えるだけでなく、自分も闘える」と明かしており、セシリアにとってのジェームズやシドニーのように、周囲の協力や理解がその助けになることを力説している。

モス自身、「娯楽性と怖さを両立させるのは難しいわ。ポップコーンを食べて叫んで笑うと同時に女性のリアルな物語を描くのは簡単ではない」と明かしながらも、本作ではその難しい挑戦に真正面から挑んだキャストと監督たち。劇中で描かれる最高の恐怖とリアルな女性の物語がどう化学変化を起こすのか―。

特別映像

映画『透明人間』は全国で公開中!
監督:リー・ワネル
出演:エリザベス・モス、オルディス・ホッジ、 ストーム・リード
配給:東宝東和
© 2020 Universal Pictures