切なくも美しい愛の形を描くラブストーリー『ミッドナイトスワン』の予告編が解禁された。

本作は、トランスジェンダーの凪沙と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」。故郷の広島を離れ東京、新宿を舞台に生きる凪沙は、あるきっかけで親戚から預かった一人の少女と暮らす事になった。一果と出会ったことにより孤独の中で生きてきた凪沙の心に今までにない感情が芽生える。一人生きてきた少女との出会い、自らの“性”の葛藤、実感した事の無かった“母性”の自覚を描く軌跡の物語。凪沙を草彅剛が演じる。

今回解禁された予告編では、草彅剛演じるトランスジェンダーとして新宿を舞台に生きる凪沙と、中学2年生の少女・一果の小さな部屋での生活から始まる。本当の親子のように手作り料理を囲む二人、一果の髪の毛を櫛でとき、笑みがこぼれる凪沙の表情が伺える。「私ね、あの子の可能性をつぶしたくない」。凪沙の一果に対する強い意志を感じられるシーンも見られ、娘のように想う様子が映されている。

また、一果を抱きしめて「うちらみたいなんは、ずっと一人で生きていかんといけんのんじゃ。強ならんといかんで」と、凪沙と一果の故郷である広島弁も披露。そのほかにも一果を支えるバレエ教室の先生役・真飛聖、若くして一果を生んだ本当の母親役の水川あさみや、凪沙が働くショーパブのママである田口トモロヲなど個性豊かな実力派俳優陣も捉えられている。一果と出会い、愛すべき、守るべき人ができた凪沙だが、2人の運命は―。音楽家 渋谷慶一郎が本作品のために書き下ろしたメインテーマに乗せ、最も切なく、世界で一番美しいラブストーリーの予告編が完成した。

予告編(30秒)

予告編(60秒)

予告編(100秒/セリフなしVer.)

映画『ミッドナイトスワン』は2020年9月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:内田英治
出演:草彅剛、服部樹咲、田中俊介、吉村界人、真田怜臣、上野鈴華、佐藤江梨子、平山祐介、根岸季衣、水川あさみ・田口トモロヲ・真飛聖
配給:キノフィルムズ
©2020 Midnight Swan Film Partners