戦地シリアの今をある女性の視点で描く生き残るための24時間の密室劇『シリアにて』の日本版予告編が解禁された。

本作は、戦地シリアを舞台に自らの住むアパートの一室をシェルターにし、身を寄せる家族と隣人一家の緊迫の24時間を描いた密室劇。三児の母であるオームは、自らが住むアパートの一室をシェルターにして、家族と隣人ハリマの一家を市街戦の脅威から守っている。一歩外に出ればスナイパーに狙われ、爆撃が建物を振動させ、さらに強盗が押し入ろうとする。果たしていつまで持ちこたえられるだろうか・・・。第72回カンヌ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した映画『娘は戦場で生まれた』で世界の注目を集めた、未だ解決をみない戦地シリアの24時間を、舞台をアパートの一室に限定し、武器を一切持たない一般市民の女性の視点で捉えた緊迫のフィクション・ドラマ。

今回、本作の日本版予告編が解禁され、併せて映像ジャーナリスト/映画監督の綿井健陽からコメントが到着した。
「『シリアにて』で聞こえる音の恐怖の“感染”は、際限が無い。銃声や爆音だけではなく、扉を叩くわずかなノックの音、空爆の着弾音、救急車のサイレン、怒鳴り声、嗚咽……。この緊迫のステイホームで繰り広げられる光景は、コロナ禍前から10年近く続く、世界が救えなかった実在のシリア人たちの閉ざされた部屋のように見える。」

予告編

映画『シリアにて』は2020年8月22日(土)より岩波ホールほか全国で順次公開!
監督・脚本:フィリップ・ヴァン・レウ
出演:ヒアム・アッバス、ディアマンド・アブ・アブード、ジョリエット・ナウィス、モーセン・アッバス、モスタファ・アルカール、アリッサル・カガデュ、ニナル・ハラビ、ムハマッド・ジハド・セレイク
配給:ブロードウェイ
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