小山ゆうじろうによるギャグ漫画を実写映画化した『とんかつDJアゲ太郎』の新スポット映像2種が解禁された。

物語の舞台は東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」。主人公、勝又揚太郎はその三代目の跡取り息子だが、父・揚作の元、キャベツの千切りの毎日。ある日、弁当の配達で渋谷のクラブへ。はじめて訪れたその場所で音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感。お調子者のアゲ太郎は“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す。しかし、豚肉にも触ったことがない、DJ機材にも触ったことのないアゲ太郎の道のりは一に勢い、二に勘違い、三は運命の出会い!?と爆走爆笑のハプニングだらけ。アゲ太郎は果たして「とんかつDJ」になれるのか?気分がノッて、アガって、大爆笑。満腹絶倒コメディ映画が爆誕した。

今回、アニメ「ドラえもん」のジャイアン(剛田武)役から、大人気音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」で超絶キレキレのラップを刻む異色の経歴の持ち主、ドイツ生まれヒップホップ育ちの声優業界の新たな顔・木村昴のナレーションによる新スポット映像2種が解禁された。

「イベント編」スポットでは、冒頭から、木村の「お腹も心も満たされる~!」というインパクトの強いナレーションにのせて、日本のソウルフード「とんかつ」を頬張る幸せそうな人々の映像から始まる。呼応するかように北村匠海演じるアゲ太郎は気づいてしまう・・・そう、彼が目指すべきものは渋谷の老舗とんかつ屋「しぶかつ」の三代目跡取り息子として最高の豚を揚げて人々のお腹を満たし、一目惚れした苑子ちゃんのハートを射止めるためにクラブのダンスフロアをアゲて人々の心を満たす「とんかつDJだ!」。

そんな我が道を進むアゲ太郎に、今回ばかりは地元の仲間“三代目道玄坂ブラザーズ”(加藤諒、栗原類、前原滉、浅香航大)もあきれ顔。アゲ太郎のライバルでクールな天才DJ・屋敷(伊藤健太郎)はもちろん華麗にスルー、そして何よりもアピールしたい苑子ちゃん(山本舞香)は「ちょっとわかんない」とカウンターパンチ。本作主題歌のブルーノ・マーズ「ラナウェイ・ベイビー」にのせて“フワちゃん”・“DJ KOO”といった癖のある個性派キャストが怒涛に登場し、最後には色気たっぷりな木村の「いい肉、使ってます」というダンディボイスに合わせ、キラッキラに輝くサクサクな「とんかつ」が運ばれてくる。

「ストーリー編」は打って変わってDJブース前で神妙な表情を浮かべるアゲ太郎から始まる。屋敷に「ひとりよがりはDJに向いてないよ」と痛烈な一言を浴びせられてアゲ太郎は挫折を味わう。そんな意気消沈したアゲ太郎に励ましの言葉をかける苑子ちゃん。叱咤激励して土下座でたのみこむ仲間想いの三代目道玄坂ブラザーズたちに背中をおされ再起を決意するアゲ太郎。覚悟を決めたその瞳の奥には、並々ならぬ気迫が感じられる。ただ笑えるだけのコメディ映画ではなく、「友情・努力・勝利」を根底に持つ王道ジャンプのエモーショナルなDNAが、この映画にも確実に流れている。

スポット映像「イベント編」

スポット映像「ストーリー編」

映画『とんかつDJアゲ太郎』は2020年10月30日(金)より全国で公開!
監督・脚本:二宮健
出演:北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉、池間夏海、片岡礼子・ブラザートム、伊勢谷友介
配給:ワーナー・ブラザース映画
©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会