岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンターテイメント『名も無き世界のエンドロール』の予告編が解禁された。

問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチもまじわり、少年期から成人まで3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。ラスト20分、想像を絶する衝撃のエンドロールが幕を開ける―。行成薫による同名傑作小説を映画化した本作。岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じる。

今回解禁された予告編は、美しい海辺の街で青春時代を謳歌するキダ(岩田剛典)、マコト(新田真剣佑)、ヨッチ(山田杏奈)の幼馴染たちの映像から始まる。友達想いのキダと、いたずら好きなマコト、そして寂しがりやのヨッチ。孤独な3人が支え合いながら懸命に生きる、かけがえのない小さな世界がいつまでも続くと思っていた―。

しかし、キダとマコトの不穏な表情とともに映像の雰囲気は一転し、スリリングに展開していく。裏社会で交渉人となったキダと表社会でのしあがったマコト。2人の目的はただひとつ、マコトが政治家令嬢でモデルのリサ(中村アン)にふさわしい男になり、彼女にプロポーズすること。その目的をまさに果たそうとするシーンから、「何でなんだよ!」「気になってしょーがねーんだよ!!」と絶叫まじりに怒鳴り合うキダとマコトの2人をはじめ、ある場所に向かって疾走するキダの姿、そしてマコトとリサが揉み合いながらリサが「頭おかしいんじゃないの!」と叫ぶシーンなど各キャストが全身全霊で演じた感情爆発演技が収められている。

2人の姿からは、“秘められた覚悟”と怖いくらいの“執念”がにじみ出ており、悲しそうな表情で佇むヨッチの存在にも注目だ。10年もの月日を費やし、日本中をも巻き込んだ壮大な計画に秘められた願いとは!?ラスト20分で描かれる真実にさらなる期待が高まる映像となっている。

さらに本映像では、10代~20代を中心に絶大な支持を集め、今最も注目される若手シンガーソングライターの須田景凪が本作のために書き下ろした主題歌「ゆるる」の音源が初公開された。それぞれの想いが交錯し、衝撃のエンドロールに向かっていく疾走感あふれる映像に、須田のエモーショナルな歌声が彩を添える。主題歌「ゆるる」を聞いた岩田剛典は「こんなにも、映画の世界観を表現していただけるなんて、思ってもいなかったです。キダの気持ちを代弁してくれている歌詞でもあるので、エンドロールで流れるとき、映画の余韻を曲と一緒に楽しんでもらえると思います。」とコメント。衝撃のエンドロールを目撃した直後の観客の心を優しく包み込むような一曲に仕上がっている。

予告編

映画『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国で公開!
監督:佐藤祐市
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン/石丸謙二郎、大友康平、柄本明
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会