『おとなの事情 スマホをのぞいたら』の完成披露試写会が12月21日(月)に都内で行われ、東山紀之、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美、光野道夫監督が登壇した。

気のおけない仲間である3組の夫婦と一人の独身男の男女7人が集ったパーティで、スマートフォンに届く電話・メールの内容を全員に公開するゲームが始まる。ルールは「届く電話・メールの内容は全員に公開すること」。バレたら夫婦関係も友情も即・崩壊の秘密を抱えながらゲームに参加するが、なんとか自分の秘密だけは死守しようと知恵を巡らせつつも、とんでもないメールが届いてしまう・・・。ゲームに参加する7人を演じるのは、主人公の独身男・小山三平役を東山紀之、共演に鈴木保奈美、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史。

本作で初共演を果たした鈴木と常盤だが、その間に立つ東山は「リハーサルを重ねました。鈴木保奈美さんと常盤貴子さんが同じ空間にいるのが感動的で、みなさんと一緒にやるのはリハも含めて有意義な時間を過ごせました。ワンシチュエーションなので、芝居のようでもありプライベートのようでもあり、自然体で撮影できたと思っています」と振り返ったが、対する鈴木は「私も『少年隊がいるなー』と思って(笑)テレビで見てた人がいるのですごいな」と印象を語るなど和気あいあいとした雰囲気で行われた今回のイベント。

リハーサルを重ねることで「そうそうたる俳優のみなさんの葛藤を間近で見ることができる」という常盤だが、「最初はセリフも全然入っていなかった」と明かし、さらに「その時の言い訳のすごさとか、田口さんの(笑)『ベストプレイをどこにもっていくかだよね!』とか(笑)勉強になりました」と加え、笑いを誘った。

光野監督も「(東山は)今までにないキャラクターを演じていただいた」と自信を見せる本作だが、本作を鑑賞した東山は「スマホの中身を見るというのは、人によってはスリラーだと思って、見る方の生活環境とか、携わっている人によって見え方が違うんだろうなと」とコメント。さらに「僕はずっとガラケーだったんですけど、(本作に出演するタイミングで)スマホにしました」と明かし、スマホに変えた感想を聞かれると「字が小さい。意外と大変だ思っています」と明かし、鈴木からは「字を大きく設定できますと」とアドバイスが入り、会場を沸かせた。

最後に東山は「撮影している時からコロナが出てきて、そこから何か月かで世界が変わってしまった。ただエンターテインメントの光は変わりませんので、こういう時だからこそ楽しんでいただきたい。感染対策をしっかりして、ゆっくりと見ていただくというのが大事だと思います」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は2021年1月8日(金)より全国で公開!
監督:光野道夫
出演:東山紀之、常盤貴子、益岡徹、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美、室龍太(関西ジャニーズJr.)、桜田ひより
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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