早乙女太一が初めて企画した『早乙女太一プロデュース 大衆御伽話』シリーズの舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」での配信が決定した。

舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」の新たなオリジナルプログラム『早乙女太一プロデュース 大衆御伽話』シリーズの第一弾となる「出世比べ」は、早乙女と劇団朱雀の劇団員・岩崎祐也による二人芝居をこれまでの舞台の概念を覆すような画期的な手法で演出している。

物語のはじまり、ラジカセから聞こえてくる語り(久保田創)とともに、まだ「素顔のまま」の早乙女と岩崎の姿が舞台上に映し出される。そして、おもむろに自身でメイクを施して、役衣装に着替え、演じる役に変身しながら芝居をする二人。アイラインを引く手つきやその目線、帯を締める所作など映像ならではの視点で捉えたシーンが織り成す、新たな舞台空間。1995年の初舞台から25年間のキャリアを経た早乙女太一が「大衆演劇」の演目を斬新な演出で魅せる。

難波に向かう三次(早乙女太一)、上州に向かう我次郎(岩崎祐也)。それぞれの新天地でお互いに出世をし、
三年後の同じ日に一本松の下で再会を約束した二人に待ち受ける結末とは・・・。早乙女太一プロデュースによる「シアターコンプレックス」の新シリーズをお見逃しなく。

早乙女太一(企画・出演)コメント

今回の企画は、僕が生まれる前からある「大衆演劇」での演目を、舞台とは違う演出で楽しんでもらいたいという思いがあり企画しました。
時代劇と言えば古臭く感じるかもしれませんが、昔からあるお話の中には今の時代では薄まってしまって見えにくくなった、人の心の大切な部分や、優しさや、かっこよさが詰まっています。
ご覧いただければ嬉しいです。

『早乙女太一プロデュース 大衆御伽話』「出世比べ」は シアターコンプレックスにて12月25日(金)13時より1,200円(税込)で配信。