今回解禁された場面写真


『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後の世界を描く『新感染半島 ファイナル・ステージ』に各界の著名人からコメントが到着した。

舞台は『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後の“半島”。人間を凶暴化させる謎のウィルスの感染爆発で荒廃した祖国に、ある任務を果たすため戻ってきた元軍人のジョンソクを、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督が初めて手がける韓国映画『ブローカー(仮)』への出演が決定しているカン・ドンウォンが演じ、前作『新感染』で監督を務め、韓国だけでなく世界で高い評価を受けたヨン・サンホ監督が引き続きメガホンをとる。前作よりもさらに壮大なスケールで描かれ、250人を超えるVFXスタッフにより作り上げられたビジュアルと20分に及ぶ刺激的なカーチェイスは圧巻。

今回3点の場面写真が解禁された。写し出されるのは再び戻ってきた半島がかつての面影はなく、感染者たちで溢れている様子に言葉を失うジョンソク(カン・ドンウォン)の姿。製作のキム・ヨンホは「前作のレベルで満足したくなかった。もっと新しいものを取り入れる努力をした」と話し、撮影技術、プロダクション・デザイン、特殊効果、振付、CGまで、それぞれの分野で活躍する旬のクリエイターたちが力を合わせて、1年間をかけて撮影の準備を行った。半島に義兄チョルミン(キム・ドユン)と足を踏み入れるが途中で半島を仕切る民兵集団・631部隊と感染者の攻撃により生き別れに。チョルミンの居場所を知ったジョンソクは銃を手に取り、救助へ向かう。

半島を脱出するための唯一の方法は2000万ドルが詰まれたトラックを落ち合い場所である港へ3日間以内に届けること。港へ向かうまでの631部隊による妨害に応戦するシーンや20分にも及ぶ高速カーチェイスは本作の見どころの1つ。いまだかつて見たことがないようなカーチェイスについてヨン・サンホ監督は「特に心血を注いだシーンだ。荒れた都市を背景に繰り広げられるカーチェイスを、現実感があるように作り上げるために大変な努力を傾けた」と解説。激しく闘う人間たちに、感染者の大集団も襲いかかる。あの感染爆発から4年後、感染者たちは光と音に対してさらに敏感になっている。

振付師のジョン・ヨンは「前作を超える恐るべき感染者たちを創作するために、前よりも洗練された細かいジェスチャーや振り付けを取り入れるように心掛けた」と語っている。そのため、本作の感染者たちは前よりも性能がグレードアップし、特殊技能を獲得しているかのように見える。「背景の地形を利用したアクションシーンを作り、新しい感染者アクションを生み出したいと思っていた」と話すスタント・ディレクターのハー・ミョンヘン。きっと本作でさらなるK-ZOMBIEの進化が見られるはず。一度観たら忘れられないカーチェイス・シーンに大貢献したジュニ役のイ・レは、「今は、多くの人が大変な思いをして疲れている。そういう人たちに、この映画を観て元気になってほしいし、ギフトになる映画になればいいなと思う。それに、そういう映画になれると信じてもいる」と断言する。解禁された場面写真とキャスト&監督&制作陣のエピソードをみて公開に備えよう。

映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』は2021年1月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:ヨン・サンホ
出演:カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョ、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、キム・ドゥユン、イ・レ、イ・イェオン
配給:ギャガ
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