明石家さんまがプロデュースする劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』に花江夏樹が主要ボイスキャストとして出演することが決定した。

明石家さんまが、惚れ込んだ小説を元に劇場公開アニメ映画を初プロデュースした本作。明石家さんまは、2018年に世界配信されたNetflixドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」でドラマの企画・プロデュースを務めているが、劇場公開されるアニメ映画をプロデュースするのは今回が初。原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超のベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」。監督は、『ドラえもんのび太の恐竜2006』(2006)、『海獣の子供』(2019)で監督を務めた渡辺歩が担当し、『かぐや姫の物語』(2013)、『海獣の子供』で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一がキャラクターデザイン・総作画監督を務め、脚本は『凪のお暇』などの大島里美、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持ち、『鉄コン筋クリート』(2006)、『海獣の子供』、『映画 えんとつ町のプペル』(2020)のアニメーション制作をしたSTUDIO4℃が手がける。

昨日発表されたばかりの本作の公開だが、本日2日(土)に放送のCX「新春大売り出し!さんまのまんま」番組中、新たに主要ボイスキャストの一人が解禁された。現在社会現象となっているアニメ「鬼滅の刃」の主役・竈門炭治郎役で多忙を極める花江夏樹が「鬼滅の刃」で共演する下野紘と共に、「新春大売り出し!さんまのまんま」にゲスト出演。自身がプロデュースする劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』へボイスキャストとしての出演を花江が快諾してくれたことについて、さんまが感謝の気持ちを伝えると作品についてのトークが広がり、下野紘もオーディションがあれば受けたいというまさかの展開に。花江夏樹は、漁港の船に住む2人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描いた本作で、物語を支える重要な少年役の声を務めるという。

作品の主人公となる肉子ちゃん役、キクコ役の2人のボイスキャストは、後日発表されるが、花江が本作に参加するということが主人公たちより先の発表となった。

映画『漁港の肉子ちゃん』は2021年初夏に全国で公開!
監督:渡辺歩
配給:アスミック・エース
©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会