全編Zoomで制作された史上初のZoomホラー『ズーム/見えない参加者』の本編映像が解禁された。

離れた者同士を繋げて会話を楽しんだり、打ち合わせが出来るWEB会議ツールZoom(ズーム)に、もしも悪霊が取り憑いたら・・・。新型コロナウイルスによってロックダウン中のイギリスを舞台に、Zoomを介して死者と交信を行う「Zoom交霊会」を始めた6人の男女に次々と不可解な現象が起こる。恐怖から逃げようにも、ロックダウン下で外に出られない。安全なはずのステイホームも悪霊の前では機能しない。彼らは暗闇に潜む何かから逃れることができるのか―。初のZoomホラーを手掛けたのは、若干17才で初監督を務めた『Strings』(2012)が英国インディペンデント映画賞レイダンス賞を史上最年少で受賞した逸材ロブ・サヴェッジ。企画から公開までを、わずか12週間で完成させた。

今回、映画のラストに流れる約8分間の映像が解禁された。映像は、本作の撮影時に行われたリハーサルの一部で、本作で行われている「Zoom交霊会」のシーンを撮影するため、事前にスタッフ・キャストで「Zoom交霊会」を行った時の衝撃の様子が収められている。なお、本映像は劇場での映画鑑賞の際、本編の上映終了後に流れる「メイキング映像」であり、「映画本編のラスト」ではない。

映像では、スタッフ、キャストが全員集合し乾杯を始め、霊媒師のサムを呼び込み交霊会をスタートさせる所から始まる。和やかなムードで始まったのもつかの間、霊媒師を呼び込んだ瞬間に全員の画面がフリーズ。暫くすると回線が安定し再度霊媒師が会議に参加、交霊会の説明を始める。ロウソクを準備し、交霊会の注意事項として笑ったりふざけてはいけないことを述べ、深呼吸をし交霊会を始めていくと、ここでも霊媒師と、キャストの一人であるキャロラインの画面がフリーズしてしまう。

さらに、急にどこからかゴンッと不穏な音が鳴る。恐怖を感じ始めたメンバーたちは通信が途絶えてしまった霊媒師に電話をするが、霊媒師はZoomにうまく参加する事が出来ず、メンバーは自分たちで交霊会を終わらせることに。霊媒師から儀式の締め方を聞き、手順通りに終えようとするが、キャストの一人のエマが「ロウソクが奇妙な動きをした」と主張する。サヴェッジ監督が霊に呼びかけると今度はキャスト・ジェマの部屋で何か大きな物体が動いたと騒ぎ始め、ジェマは怖くて泣きだしてしまう。

一同が大混乱する中、サヴェッジ監督はどうにか儀式を終わらせようとする。目を閉じ深呼吸をし、3、2、1と数を数え一斉にロウソクを吹き消して交霊会は終了した―。衝撃的なリハーサルの後、撮影された本作には果たして何が起こっているのか?もうすぐこの恐怖は、ソーシャルディスタンスを越えてあなたの近くまでやってくる―。

本編ラスト映像

映画『ズーム/見えない参加者』は2021年1月15日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、シネクイントほか全国で公開!
監督&脚本:ロブ・サヴェッジ
出演:ヘイリー・ビショップ、ジェマ・ムーア、エマ・ルイーズ・ウェッブ、ラディーナ・ドランドヴァ、キャロライン・ウォード、エドワード・リナード
配給:ツイン
© Shadowhouse Films and Boo-Urns 2020