『トムとジェリー』のプレミアムイベントが3月3日(水)に都内で行われ、水瀬いのり、日野聡、霜降り明星(せいや、粗品)、飯豊まりえ、瑛人が登壇した。

多才だけどお調子者でドジなネコのトムと外見は可愛いがずる賢くて容赦ないネズミのジェリー。会えばケンカばかりで、常に追いかけっこを繰り広げる最強コンビが1940年に誕生してから80年。第一作でアカデミー賞にノミネートされ、その後製作された作品も含め7回のアカデミー賞の受賞やノミネートに輝き、良質な物語と誰をも魅了する愛らしいそのキャラクタで瞬く間に世界中を虜にし、現在もファンを増やし続けている。そんな世界中で愛される最強コンビが、ついにスクリーンにやってくる。

クロエ・グレース・モレッツ演じるケイラの日本語吹き替えを担当する水瀬は「セリフの量に驚愕して、録り終えることができるんだろうかと不安でした。一人での収録だったんですけど、約10時間アフレコをさせていただいて」とそのセリフ量に驚きを隠せない様子だったが、「ケイラと一緒にがんばれたというのが感慨深い」と完成した作品に自信を見せた。

ベン役の日野は「ところどころダジャレとかも言っていて、クスっと笑えるポイントでもあるのでパーティーのシーンも注目して見てもらえたら」と注目ポイントを挙げ、本作については「『トムとジェリー』にちなんで、ケンカしあっている人が観るのもおもしろいかな。行くまでが大変ですけど、観終わったら友情が芽生えるんじゃないかと」とおススメした。

イベントでは、本作の日本語吹き替え版主題歌「ピース オブ ケーク」を歌う瑛人が登場。同楽曲を生披露すると、せいいやは「すごくいい歌!」とコメントするなど、すぐそばで聞いていた登壇者たちはその歌声に笑顔を見せた。

さらに本作のストーリーにちなんで、“成し遂げたモノやコト”を写真で披露。本作の台本を写しだ写真を披露した日野は「公開できるのはスタッフ、キャスト、みなさまの力を合わせてできたことだと思う」とその理由を語ると登壇者からは「素敵ですね」と共感の声が寄せられた。また、アーティスト活動を行っている水瀬は「ツアーがなくなってしまって、作る予定がなかった曲のミュージックビデオの制作に移れて、その際に写真を募集してそれを背景に歌うという、離れていてもつながっているというのを改めて感じることができた」とコメント。飯豊は瑛人の楽曲MVに出演した際の写真を披露した。

【写真・文/編集部】

映画『トムとジェリー』は2021年3月19日(金)より公開!
監督:ティム・ストーリー
出演:クロエ・グレイス・モレッツ、マイケル・ペーニャ、ケン・チョン、コリン・ジョスト、ロブ・ディレイニー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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