ミュージカル『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』が3月24日(水)に品川プリンスホテル クラブeXで初日を迎え、囲み取材に松本利夫(EXILE)、糸川耀士郎、伊波杏樹、丘山晴己、小野塚勇人(劇団EXILE)、山口乃々華が応じた。

2016年の初演以来、各地で完売続出した話題の韓国ミュージカル「INTERVIEW」が初の日本人キャストにより上演される。ベストセラー作家であるユジン・キム役を松本利夫(EXILE)と丘山晴己、秘密を抱える推理小説作家志願生シンクレア役を糸川耀士郎と小野塚勇人(劇団EXILE)、謎の事故で亡くなった18歳の少女ジョアン役を伊波杏樹と山口乃々華がそれぞれWキャストで演じる。

囲み取材には、この日公開ゲネプロを行った【Team RED】の松本利夫、糸川耀士郎、伊波杏樹に加えて、【Team BLUE】の丘山晴己、小野塚勇人、山口乃々華が登壇した。

Team BLUEの稽古も見たという松本は「内容は一緒なんですけど全然画が違うので、“参考になるかな”とか“影響されちゃうかな”と思って見たんですけど、プラスの意味で全然参考も影響もなかったです。違うものなんだなと」とそれぞれのカラーが出せていることを明かし、「自分にしかできないものをやりたい」と意気込んだ。またステージが360度の円形であることについて「いろんな角度から見て楽しめる」といい、同じく丘山も「360度ステージのためにつくkられた作品なんじゃないかというくらいすべてを有効活用したステージ」と自信を見せた。

本作では“ほぼ初めて”という歌唱シーンもある松本は「歌が一番不安でした」と明かしつつ、「できることのすべてを1か月でやらせていただきました」と稽古を振り返った。また「今まで挑戦できていなかったことに挑戦させていただいたのはありがたく思っています。学ぶことの辛さと楽しさを同時に味わえるのは自分も成長できたんじゃないかなと思います」とコメントし、「自信を持って歌い上げたいなと思います」と語った。

記者から、今後歌う機会を問われた松本は「“もう二度とやるか”と思うくらい苦労してるんです(笑)」と笑いつつ、「これがあるから楽しいんですよね。ダンスを覚えた時のワクワク感が出てきた」と過去に重ね、「歌もこんなに苦労したくないなと思いつつも、もしお話をいただいたらやるかもしれないです。実際楽しいですね、苦労が楽しいんです」と答えた。

劇中では“5つの人格”を演じる糸川と小野塚。「本当に難しい役」と改めて噛みしめた糸川は「(自身が演じる)マットに、“お前に俺が演じられるのか”って言われている気がしました」と今回の挑戦を振り返った。同役の小野塚は「人生が見えるような、バックボーンが見えるような厚みのあるマットを目指して稽古に励んできた」とポイントを挙げた。

ジョアン役の伊波は「360度なのでみなさんの視線を奪える瞬間がたくさんあると思う」と語り、「しっかりとブラッシュアップしてよりいい初日を迎えたい。千穐楽まで全力で駆け抜けていきたいと思っています」とコメント。「初めてのミュージカルで、初めての舞台作品」という山口は「歌詞の中にも“愛”がたくさん出てくるので、ジョアンも愛を表現できるように、役目をしっかり果たせるようにがんばりたい」と意気込みを語った。

【写真・文/編集部】


ミュージカル『INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~』は2021年3月24日(水)~4月4日(日)に品川プリンスホテル クラブeXで上演!