『ブレイブ -群青戦記-』の公開後舞台挨拶が3月26日(金)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、草野大成、さらにサプライズゲストとして濱田龍臣、鈴木仁、飯島寛騎、長田拓郎、足立英が登壇した。

集英社「週刊ヤングジャンプ」で、異色の【部活×青春×歴史】作品として熱狂的なファンを獲得した人気コミック「群青戦記 グンジョーセンキ」を実写映画化した本作。主人公・西野蒼役を演じるのは、映画単独主演となる新田真剣佑。主人公を導くことになる松平元康・後の徳川家康役を三浦春馬、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長役を松山ケンイチ、蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥役を山崎紘菜が演じる。監督を務めるのは本広克行。高校生アスリートたちが、仲間を守るために生死を賭けた戦いの中で成長していく結束力のドラマと、いまだ見たことのない高校生VS戦国武士という「異色」のアクションを熱く描く。

公開から2週間が経ち、「長文でメッセージを送ってくれる方や、ボイスメールで熱い感想を語ってくれる方や、いろいろいるんですけど、とにかく感動した、よかったというメッセージをいただいています」と明かす新田。一方で、劇中では“チュッパチャプス”が印象的な草野は「僕のところにはチュッパチャプスしか・・・」と明かすと登壇者から笑いが起こったが、実はこの演出は草野自身が監督に提案したものだといい、「監督に言ってよかった」と笑顔を見せた。

舞台挨拶では、公式Twitterで募集した質問に登壇者が答えるコーナーが用意され、「一番NGを出したのは?」という質問に「あまりなかった気がする」という新田が「一番おもしろかったのは」と草野に話題を振ると、「伸さん(鈴木伸之)が肩をつかんでくれたんです。真面目にやったてました。そうしたら、あごとほほ肉が震えちゃって・・・全員笑ってましたね」と明かすと、新田は「真剣なシーンを撮ってるのにそこらへんでゲラゲラ笑ってた(笑)」と振り返り、「悪くないのに謝りましたもん」と苦笑する草野。

また、「このメンバーでまた作品を作るとしたら?」と言う質問には「『群青戦記』の続編を作りたいです」と即答した草野は「おもしろそうなストーリーはできてて、いつか監督に言いたい」と語り、さらに「全員出てきます。追加キャストは・・・なし。なしだけど絶対おもしろいものが作れる自信があります!」と宣言した。

さらに、会場からの質問を受け付けるというMCの振りに、すかさず手を挙げて「こんにちは!」と挨拶した濱田は役柄と自己紹介をはじめ、さらに鈴木仁、飯島、長田、足立と挨拶を続けると「ちょっと待って!ウソでしょ!」と驚く登壇者たち。山崎も「なんで!?」と大興奮。サプライズでいたことが明かされると、「似てるなって思ったんです」と言う草野が「龍臣かなと思ったんですけど、全員下向いてた」と笑いを誘った。

鈴木仁は「こういう形ですけど空気感を味わうことができて幸せです」と笑顔を見せ、飯島は「毎日が部活動だったなと。活気が17~8歳で、毎日燃えてたなというのが印象です」と撮影を振り返った。また、「映画が初めてでこういうのも初めて」という足立は「(草野)大成もいる日にサプライズゲストとして参加できて、本当にありがとうございます。素敵な現場だったなと思います」と笑顔で挨拶した。

山崎は「舞台挨拶とかやらせていただくたびに本当はみんなでここに来たかったなっていう思いがあったので本当にうれしいです」と言い、新田も「素直にとてもうれしいです。それ以前に今日は草野大成の日なんです。みんなのスケジュールを合わせて今日の日にしたのでうれしいです」と熱いコメントを寄せると、聞いていた草野の目には涙が浮かび、「いろんな人が大切な仲間になった作品なので、本当にみんなに愛されてるなと思いながらこの日をずっと待ってたので、本当によかったです」と言葉を振り絞った。最後に新田は「僕にとって大切な作品になったように、みなさんにとって忘れられない大切な作品にしてほしいです」とメッセージを贈った。

新田真剣佑「思いをつなげるために」海外への挑戦「必ず結果を残して」―『ブレイブ -群青戦記-』公開後舞台挨拶

【写真・文/編集部】

映画『ブレイブ ‐群青戦記-』は全国で公開中!
監督:本広克行
出演:新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之・渡邊圭祐、濱田龍臣、鈴木仁、飯島寛騎、福山翔大、水谷果穂、宮下かな子、市川知宏・高橋光臣/三浦春馬・松山ケンイチ
配給:東宝
©2021「ブレイブ -群青戦記-」製作委員会
©笠原真樹/集英社