ガイ・リッチー監督による痛快クライム・サスペンス『ジェントルメン』の本編映像が解禁された。

ガイ・リッチー監督が、ひねりを効かせたプロットとイキで愉快なセリフの応酬を、緩急自在のギア・チェンジでスタイリッシュに演出。いち早く公開された諸外国では「ガイ・リッチーの歓迎すべき原点回帰」「ギャングスタ―・コメディへの凱旋」と評判を呼び、世界興収は1億ドルを突破。キャストにはミッキー役にマシュー・マコノヒーのほか、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、TVシリーズ「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリー、コリン・ファレル、そしてヒュー・グラントが結集。映画ファンを喜ばす小ネタ、珍ネタも多数散りばめられた痛快クライム・サスペンスに仕上げた。

4月10日(土)はチャーリー・ハナムの41歳の誕生日。チャーリー・ハナムといえば、185cmと高身長の筋肉隆々ボディーに甘いマスクを兼ね備えたイギリス出身の俳優で、ギレルモ・デル・トロ監督『パシフィック・リム』(13)の主人公ローリー役として知られる。ガイ・リッチー監督作品では『キング・アーサー』(17)で主演を務め、本作『ジェントルメン』ではマフィアのボスの右腕レイ役として出演。今回解禁された本編映像は、そんな彼とコリン・ファレルによる“絶妙にシュールな会話劇”にニヤニヤ必至なワンシーンを収めている。

クエンティン・タランティーノ監督や初期ガイ・リッチー監督作品でも頻出するトランクショット(車のトランクに詰められた人物の一人称視点ショット)。映像は、コーチ(コリン・ファレル)が怪訝そうに車のトランクを覗き込みながら捕らえた人物を指さし、「こいつがお前たちの大麻農園の情報を流した」とレイ(チャーリー・ハナム)に突き出すトランクショットから始まる。「ファ・アック?」「そうだ」「前に会ったなファック」「違う」「ファックだろ?」「ファ・アック」と、Fワードに似た名前の発音に苦戦するシュールなやりとりを見せた後、吸入器を求めるファ・アックに対して「1分後に」と冷酷に尋問を進めるレイ。小粋でシニカルなセリフがテンポよく飛び交うガイ・リッチー作品ならではのワンシーンといえる。

事情を吐いたファ・アックに「分かった落ち着け」と対応するジャージ姿のこのコーチは“ボクシングジムのコーチ”なのだが、ジムのコーチがマフィアの片棒を担ぐような仕事をする事情とはいったいなんなのか―。

本編映像

映画『ジェントルメン』は2021年5月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本・製作:ガイ・リッチー
出演:マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、ジェレミー・ストロング、エディ・マーサン、コリン・ファレル、ヒュー・グラント
配給:キノフィルムズ
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