『犬鳴村』に続く「恐怖の村」シリーズ第2弾映画『樹海村』がポルト国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した。

2020年2月に公開され、興収14億円超えという大ヒットを果たした『犬鳴村』。SNSで話題となり、高校生を中心にたくさんの人が劇場に足を運び、動員数は110万人を突破。「恐怖の村」第2弾の舞台は“絶対に行ってはいけない”“入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海。富士の樹海は、今から約1,100年以上前に富士山大噴火で流出した青木ヶ原溶岩流を覆っている広大な森。およそ3,000ヘクタール(東京ドーム約642個分)にもおよぶ樹海では、「コンパスが効かない迷いの森」、「入ると何者かに襲われる」、「様々な怨念を持ったヤバい村がある」と聞くだけでゾッとするような様々な都市伝説が飛び交っている。山田杏奈、山口まゆがW主演を務める。

今回、本作が第41回ポルト国際映画祭において最優秀作品賞である「GRANDE PRÉMIO MELHOR FILME - FANTASPORTO 2021」を受賞した。ポルトガルのポルトで開催されるポルト国際映画祭は、1980年に始まり、ファンタジーとポルトを合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれている。シッチェス映画祭(1968~)やブリュッセル・ファンタスティック国際映画(1983~)と並び世界三大ファンタスティク映画祭の一つに数えられ、ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化した国際映画祭。過去には『セブン』(1996)、『キューブ』(1999)、『パンズ・ラビリンス』(2007)などの作品も受賞している。

そして、「恐怖の村」シリーズは、『犬鳴村』『樹海村』に続く第3弾の準備に取り掛かり中。果たして次の村はどこになるのか…?そもそも新たな村は存在するのか…。

清水崇(監督)コメント

歴史ある映画祭で、敬愛する監督陣、作品群が押し並ぶ栄誉ある賞に拙作のタイトルを加えていただけて、本当に光栄です。
映画祭や審査員の方々はもちろん、この場を借りて尽力してくれたスタッフや出演者にも感謝を…ありがとうございます!
“怖さ”や“残酷性”といった印象ばかりが強いのか?…ホラーというジャンルごと敬遠される方も多い中で、こうした受賞を切っ掛けに一人でも多くの方に印象や思い込みだけで判断せずに観ていただき、日本はアニメばかりで無い事を知っていただけたら、と願っています。

『樹海村』Blu-ray&DVDは2021年6月9日(水)発売!
■Blu-ray 6,300円(税込)
■DVD 4,180円(税込)
※同日よりDVDレンタル開始
監督:清水崇
出演:山田杏奈、山口まゆ、神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、大谷凜香
販売:東映 発売:東映ビデオ
©2021 「樹海村」製作委員会