トニー賞4冠の傑作ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』の日本公開日が7月30日(金)に決定した。

最優秀作品賞を含むトニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞した同名ミュージカルを映画化した本作。キャストがほぼ全員アジア人にも関わらず全米3週連続第一位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウが監督を務め、胸を衝くパワフルなナンバーと、圧巻の群舞シーン、ほとばしる熱狂と魂を揺さぶるメッセージ―今こそ世界に、音楽の感動と熱い夢を届ける、ミュージカル・エンタテイメントに仕上げた。

原作となったミュージカルを手がけたのは、ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を受賞するなど今やミュージカル界のみならずエンターテイメント業界にその名を轟かすリン=マニュエル・ミランダ。作詞・作曲家、脚本家、俳優、ラッパーと多才ぶりを発揮するミランダの天才ぶりと人気を世界に認めさせたのは、NY、ロンドンをはじめ「世界中で最もチケットが取れないミュージカル」と異例の人気で社会現象を巻き起こしているブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』。トニー賞最優秀作品賞をはじめ11部門を受賞、そのあまりのクオリティの高さと楽曲の鮮烈さに世界中から観客が押し寄せている。そんな彼の処女作にして、トニー賞で作品賞と楽曲賞を含む4部門を受賞(13部門ノミネート)、国内外で高い評価を受け、彼の類まれな才能を決定づけたのが『イン・ザ・ハイツ』。映像化がずっと望まれていた傑作ミュージカルが、映画化権争奪の末、待望の映画化となった。

米国では試写が行われており、歌手のアリアナ・グランデは、自身のInstagramストーリーズに「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」と大絶賛のコメントを投稿。また本作は、6月9日から開幕されるNYのトライベッカ映画祭にてワールドプレミアが決定している。同時に複数の場所で野外上映が行われるほか、屋内では劇場のUnited Palaceで上映が行われる。United Palaceはアッパー・マンハッタンのワシントンハイツに位置しており、映画の舞台でミランダの長年の居住地でもあることから、特別な上映になることが予想されている。

予告編(US版トレーラー)

映画『イン・ザ・ハイツ』は2021年7月30日(金)より全国で公開!
監督:ジョン・M・チュウ
出演:アンソニー・ラモス、コーリー・ホーキンズ、レスリー・グレース、メリッサ・バレラ、オルガ・メレディス、ジミー・スミッツ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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