テレビ朝日の人気シリーズを初映画化した『科捜研の女 -劇場版-』に佐々木蔵之介が出演することが決定した。

1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けているテレビ朝日の超人気シリーズ「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)をはじめ、科学技術を駆使するひと癖もふた癖もある科捜研メンバーたちが、事件の真相に挑む姿を描いていく。劇場版では、ドラマシリーズの魅力そのままに、映画だからこそできる物語の仕掛けを脚本の櫻井武晴が施した。世界同時多発不審死事件から始まる最難関の事件、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操るシリーズ史上最強の敵がマリコたちの前に立ちはだかる。

先日解禁された特報映像には「特報映像だけで、謎が盛りだくさんで期待しかない!」「シリーズ最大の敵と言われる謎の男、誰なんだろう。気になる!」など大きな反響が寄せられ、ラストカットに映る謎の男に注目が集まった。今回、その“謎の男”、「科捜研の女」シリーズ史上最大最強の敵となる天才科学者・加賀野亘役に佐々木蔵之介が決定した。佐々木は『超高速!参勤交代』(2015)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『空母いぶき』(2019)では日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(2020)では明智光秀の宿敵、羽柴秀吉を演じ、TVドラマシリーズ「ハンチョウ 神南署安積班」(09~13)では6シリーズに渡って主演を務めるなど、映画・ドラマ・舞台・CMなど出演作が絶えることのない人気俳優。

佐々木演じる加賀野亘は、人間の腸内にある“未知の細菌”を発見し、世界的に脚光を集める天才科学者。研究にのめりこみ突き進むマッドサイエンティスト的一面を持つ加賀野が「科捜研の女」シリーズ史上最強の敵として登場し、マリコたちの前に立ちはだかる。果たして、シリーズ史上最難関の事件の真相にたどり着けるのか?「最終実験」とは何なのか?「マリコの最後の決断」とは―。

佐々木蔵之介(加賀野亘役)コメント

歴史ある作品の劇場版に参加させて頂けるということをとても光栄に思っています。地元、京都に来られたというだけで嬉しいですし、京都撮影所の皆さんの話している声からも“京都”が感じられて、居心地が良かったです。「科捜研の女」シリーズは20年歩んできた歴史がありながらも、決してそれに甘えることはなく、お互いの信頼関係を築いて、自信を持って現場が進行していく力強さを感じました。そんなチームに呼んで頂けてとても嬉しかったです。
僕が演じる加賀野教授は、“未知の細菌”を熱心に研究しているのですが、のめり込むあまり周囲を気にせず突き進んでいるところがある、少しマッドサイエンティスト的な人物です。科学者役ということで、セリフ量も専門用語の物量も多く、なかなか大変でした(笑)
シリーズ史上最難関の事件、マリコと加賀野の正義を賭けた科学者同士の熱き戦いをお見逃しなく!

沢口靖子(榊マリコ役)コメント

舞台や映画で大活躍の実力派の佐々木さんのお名前を聞いたときは、小躍りしてしまうような喜びでした。撮影の合間は楽しくお話してくれる方ですが、お芝居にスイッチが入るとすごい迫力で気圧されそうでした。けれど私も負けないように心を強く持って撮影に臨みました。科学に向き合う者同士ではあるけど、見ている先が違う。そんな2人がぶつかる姿から、今までお見せしていないマリコの姿をお届けできると思います。ぜひ劇場版の公開をお楽しみに。

関拓也(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー)コメント

世紀の発見となる「未知の細菌」を研究している天才科学者・加賀野。人類の未来のため実験に没頭する一方で、ときに冷徹な一面も見せる、そんな彼の二面性を表すには、シリアスなキャラクターからコメディまで幅広く演じられてきた佐々木蔵之介さんしかいないと思い、オファーさせていただきました。物腰の柔らかさを漂わせながらも、ゾクッとするような迫力で、シリーズ史上最強の敵を演じてくださいました。マリコと加賀野の科学者バトルをぜひお楽しみください。

『科捜研の女 -劇場版-』は2021年9月3日(金)より公開!
監督:兼﨑涼介
出演:沢口靖子、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、西田健、金田明夫、内藤剛志
©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会