アルゼンチン映画で動員No.1の大ヒットとなった痛快リベンジストーリー『La Odisea de los Giles(原題)/Heroic Losers(英題)』が『明日に向かって笑え!』の邦題で8月6日(金)より公開されることが決定した。

本作は、実際に起きた2001年のアルゼンチン金融危機“債務不履行(デフォルト)”を背景に、『瞳の奥の秘密』(09)やアスガー・ファルハディ監督『誰もがそれを知っている』(18)の名優リカルド・ダリンらアルゼンチンの実力派俳優が集結し、人生最大の危機にも“やられっ放し”ではいられない気概をもった住民たちを個性豊かに体現。現実の鬱憤を晴らす痛快な物語は、2019年トロント国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭に出品され、「小さな町の人々によるアルゼンチン版“オーシャンズ11”誕生」(Variety)、「最後まで目が離せない驚きと楽しさ!」(Hollywood Reporter) と絶賛された。

2001年、アルゼンチン。隣人達との温かな繋がりが残る寂れた小さな田舎町。放置されていた農業施設を共同で復活させるため、元サッカー選手のフェルミンら住民たちは貯金を出し合うことに。しかし現金を銀行に預けた翌日、金融危機で預金は凍結。しかも、この状況を悪用した銀行と弁護士に騙し取られて無一文となり、絶望のどん底へ。だが嘆いていたって始まらない!盗まれた財産を奪還して暮らしと夢を勝ち獲るべく、庶民軍団の奇想天外なリベンジ作戦が始まった。

今回解禁されたポスタービジュアルは、アルゼンチン共和国の国旗にある太陽をイメージし、黄色を基調に本作のポジティブ・パワーを表現。そして米ドル札が舞い散る中、主人公フェルミン(リカルド・ダリン)とその妻、そして隣人のタイヤ修理店主アントニオが並び、その背後には彼らの夢と財産を奪った弁護士の姿が。コピーにある「人生の大逆転。」を目指し、 “おじさん”主人公たちは、どんなリベンジ作戦に挑むのか。不況も不安も笑い飛ばす元気をもらえる、そんな愛すべき痛快ヒューマン・ドラマが情熱の国アルゼンチンからやってくる。

映画『明日に向かって笑え!』は2021年8月6日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開!
監督・脚本:セバスティアン・ボレンステイン
出演:リカルド・ダリン、ルイス・ブランドーニ、チノ・ダリン、ベロニカ・ジナス他
配給:ギャガ
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