木村拓哉


世界を舞台にした海洋SFサスペンス『THE SWARM(原題)』がイタリアで制作開始され、日本から木村拓哉が出演することが決定した。

オンライン動画配信サービスHuluが参画し、HBO製作ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要プロデューサーのひとりで、数々のエミー賞受賞歴を誇り、インタグリオ・フィルムズのクリエイティブ・ディレクターを務めるフランク・ドルジャーが製作総指揮を務める規格外の超大型国際ドラマ『THE SWARM(原題)』が、いよいよイタリアで制作を開始。原作はフランク・シェッツィングの世界的ベストセラー小説「THE SWARM」。映像化不可能と思われた壮大な世界観を国際色溢れる最高のスタッフ&キャスト、さらに最新の技術で描く世界最大級の海洋SFサスペンス超大作。撮影期間は2021年6月~9月を予定、2022年に世界同時放送&配信を目指す。

今回、このビッグ国際プロジェクトの各国から選りすぐられたキャストが発表され、日本人キャストとして、木村拓哉の出演が決定した。長きに渡り日本のエンターテインメントを牽引し、数々の映画・ドラマで俳優として活躍する木村が、海外制作ドラマに初めて参加する。物語は、深海に生息する未確認知的生物の群れに直面する“人類の闘い”を描く。全人類の運命は一握りの科学者グループの手に託されることになっていく。木村は、人類の危機に立ち向かう科学者グループのひとつを組成し海洋問題に取り組む“ミフネ財団”の創設者で、自らそのチームを指揮するアイト・ミフネを演じる。

本作の製作総指揮を務めるフランク・ドルジャーは「『ゲーム・オブ・スローンズ』と同様に、この『THE SWARM(原題)』においては、全体の調和が本質的に重要であり、キャラクターたちに生命を吹き込んでくれるオリジナリティー溢れる魅力的な俳優達の布陣が成功の鍵であると常にイメージしていました。木村さんに演じてもらう役は、強く権威ある雰囲気と際立った知性を同時に表現できることが求められますが、彼の作品を拝見しこのキャラクターを演じるのにまさしくうってつけと確信しました」と熱烈オファー。

そのほか、セシル・ドゥ・フランス(「ニュー・ポープ 悩める新教皇」(20))、アレクサンダー・カリム(「ラスト・リベンジ」(14))、レオニー・ベネシュ(「バビロン・ベルリン」(17~)「ザ・クラウン」(17~))、バルバラ・スコヴァ(「ハンナ・アーレント」(12))ら、10か国を超える国際色豊かな実力派俳優陣の出演も決定している。

木村拓哉 コメント

「Game of Thrones」は大好きな作品でしたので、そのチームからのオファーがあった際は、素直に嬉しい気持ちでした。原作の世界観の完成度が高く、この世界観の中に自分が参加できる事を大変嬉しく思います。どんな役であれ、頂いた役柄を大切に演じたいと思っています。
また、日本だけでなく、世界がまだこのような時世ですので、細心の注意を払って現場に赴きたいと思っております。

『THE SWARM(原題)』(全8話)は2022年に世界同時放送&配信開始、日本ではHuluで独占配信予定!